軽さを感じさせる俊敏イメージに

’20ヤマハ トレーサー700モデルチェンジ【精悍なYZF-R顔に一新】

  • 2019/12/29
YAMAHA TRACER 700

MT-07と共通プラットフォームを持つスポーツツーリングモデルのトレーサー700が、’20でモデルチェンジ。吸排気系や点火系の見直しでユーロ5に対応するとともに、顔つきを最新のYZF-Rシリーズを彷彿とさせる精悍なものに一新させた。デビュー以来、日本では未導入モデルとなっているが、’20モデルは上陸に期待!?

精悍なスタイルとともにツアラー性能もアップ

MT-07と共通プラットフォームを持つスポーツツーリングモデルのトレーサー700が、’20でモデルチェンジ。吸排気系や点火系の見直しでユーロ5に対応するとともに、アッパーカウルの顔つきを従来の猫目2眼から最新のYZF-Rシリーズを彷彿とさせる精悍なものに一新させた。

YAMAHA TRACER 700
ホイールベースは+10㎜、ハンドル幅は+34㎜、シート高は+5㎜となり、自由度と快適性を向上。よりツアラーらしい性格へと進化している。
YAMAHA TRACER 700
欧州仕様のカラーリングは全3色を設定。なお、’19で登場したハイスクリーンやパニアケース付きのGTは、’20ではなくなった模様だ。
YAMAHA TRACER 700
新トレーサー700の3色めの車体色となるのは、上のアイコングレー。欧州仕様は3色とも’20年2月から現地発売予定となっている。

走りの面でも、従来型より最高出力は1kW減の54kW(73.4ps)となったものの2次減速比の見直しでより刺激的で高レスポンスな味付けになっているほか、フロントフォークはスプリングレートを最適化し、さらに前後サスともプリロードと伸び側ダンピング調整機構を装備するなど強化。スクリーンは高さを片手で調整でき、シチュエーションに応じた快適性を即座に手に入れられるようになっている。

メーターやシートなど細部にも手が加えられた新型トレーサー700。デビュー以来、日本では未導入モデルとなっているが、’20モデルは上陸に期待!?

YAMAHA TRACER 700
【ユーロ5に対応したCP2】CP2と呼ばれるMT-07系パラツインエンジン。ユーロ5まで見越して設計されていたため、吸排気系や点火系の見直し程度で対応することを可能とした。最大トルクについては従来のままだ。
YAMAHA TRACER 700
マフラーはさほど変わっていないイメージだが、ユーロ5に合わせた新作。サイレンサー色も従来のチタン系からアルミ系になっている。車体下のプリボックス方式は継続だ。
YAMAHA TRACER 700
アイブロウ(眉)状のLEDポジションランプと、その下のLED プロジェクターヘッドライトでYZF-R1系の顔つきに。前後ウインカーもLEDに改められた。テールランプは従来から踏襲。
YAMAHA TRACER 700
スクリーンは片手で上下60㎜に高さを調整可能。燃料タンク容量は変わらず17ℓだが、カバーをアッパーカウルに合わせた形状として防風性や防雨性を高め、長距離に強くなっている。
【メーターも新型にチェンジ】メーターは反転液晶の新型に変わり、視認性と質感が大きく向上した。最高出力発生回転数は250rpm下がったが、レッドゾーンは変わらず10000rpmからとなる。トラコンは今回も未装備だ。旧型のメーターは、MT-07と同タイプのものを使用。液晶は非反転表示で新型と比べるといささか味気ない。
YAMAHA TRACER 700
(左)’20モデルでは快適な乗車位置が得られるようにシート後部がわずかに高められている。ステッチが入れられ、質感面もアップした。(中)フロントフォークはΦ41㎜の正立カートリッジタイプ。ブレーキはフロントにΦ282㎜ディスク+ADVICS製キャリパーと従来と同じ構成だ。(右)’20で新設されたフォークトップのアジャスト機構。サスペンション調整の自由度が増えたことで、さらに自分好みの走りが可能になった。
YAMAHA TRACER 700
ヤマハ トレーサー700 ●発売未定

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