同日にECサイトを公開、受注を開始する!
【待望の再生産】ゼットワン/ゼッツー(Z1/Z2)復刻シリンダーヘッドの受注開始が1月6日に決定!
- 2019/12/22

東京モーターショーで世界初公開された、カワサキが再生産するZ1/Z2用シリンダーヘッドの発売を待っていた熱烈なユーザーに待望のお知らせだ! 「Z2 / Z1 CYLINDER HEAD REVIVAL」のECサイト(販売専用サイト)が2020年1月6日にオープンし、同日に受注を開始する。
1000個が再生産されるZ1/Z2用シリンダーヘッドは黒、銀の2色ラインナップ

カワサキによるZ1/Z2シリンダーヘッドの再生産計画が報じられたのは2019年夏。そして実物が展示されたのは、2019年10月の東京モーターショーだった。
1973年に発売された750RS(Z2=ゼッツー)と、その国外向け輸出仕様である900 super4(Z1=ゼットワン)の人気ぶりはここで振り返るまでもないほどで、世界では累計10数万台以上が販売され、カワサキのモーターサイクルを象徴する歴史的なモデルとなっている。発売からすでに47年が経った現在も、走行可能な車両が現存もしくはレストア等によって復活し、多くのファンに愛され続けてきた。
![KAWASAKI 900 super4(Z1)[1972]](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2019/10/003a_Z1_EURREDDRF00D.jpg)
![KAWASAKI 750RS(Z2)[1973]](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2019/10/003b_Z2_101REDDRS67P.jpg)
そんなファンの悩みのひとつは、これからも良好なコンディションを保つために必要な純正パーツの確保だろう。そこでカワサキは、これらのZ1/Z2のシリンダーヘッドの再生産を決定。当時の図面に規定された仕様を、現在の設計基準、製造技術、製造法により具現化するというコンセプトで、新たに開発することにした。じつは再生産といいつつも、当時設計のまま新開発という手法をとっているのだ。もちろん生産は日本国内の明石工場である。
販売は通常のプラザ店ルートではなく、今回オープンするECサイトから。シリンダーヘッド以外の部品について、またZ1/Z2以外の歴史的なモデルの部品についても、ファンの声を聴きながら検討していくというから期待したい。

シリンダーヘッドはシルバーとブラックの2色がラインナップされ、今回受注を開始するのはシルバーのみ。ブラックに関しては1月下旬からになるというから、続報を注視したい。また、当初のうち買えるのは日本国内のみとなり、海外市場への販売は検討中とのこと。川崎重工からのメッセージおよび車種適合表などは下記URLより確認できる。
https://www.heritage-parts.khi.co.jp/index.html
●銀:25万3000円/2020年1月6日受注開始/2月初旬より順次発送
●黒:26万4000円/2020年1月下旬受注開始/3月上旬より順次発送




※情報提供:Kawasaki – RIDEOLOGY
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