趣味性のある250㏄オーバーから、生活の足に便利な小型モデルまで一挙掲載。近頃は、元気のなかった250~400ccのビッグスクーターが高性能になって復活したことがトピック。コミューター系は、世界的な電動化の流れを反映し、徐々にEVが充実……と様々な波が押し寄せている。
WEBヤングマシンで全33回にわたってお送りした新車アルバムをまとめたのがこのページ。カテゴリー別に分け、さらには排気量区分によりライバル車を直接比較しやすいように各ページにまとめてある。記事があるも[…]
小型コミューターのEVシフトが顕著
トリシティで広まったフロント2輪は、一部で参入したメーカーもあるが、ほぼヤマハの独壇場。小型コミューターは、世界的な電動化=EVシフトの影響を強く受けており、ヤマハのEビーノに続き、昨年はホンダ、今年はベスパからEVがリリースされる。
ちなみにではあるが、令和元年ということでまとめ始めたこの2019ニューモデル大集合、どうやら5月のうちに終えられないことが判明した。なにせ438台である。もう少しお付き合いいただきたい。
ホンダ PCX/ハイブリッド/エレクトリック/PCX150:量産バイク初のハイブリッド採用と完全EVをラインナップ
’18年に新型となったPCX(125㏄ガソリン車)、その兄弟車のハイブリッド、エレクトリックが順次発売された。燃費と加速に優れるPCX(125)だが、ハイブリッドは燃費向上だけでなく初期加速に動力モーターを積極活用する設定とし、スロットル開の最初の3秒間に最大トルクを発生。0→50mの発進加速で4mの差がつくほど。エレクトリックは動力をモーターのみとしていることから、ガソリン125㏄車よりも加速は穏やか。販売もリースに限られていることから、一般への普及はもう少し先になりそうだ。150は高速道路での使用もでき、さすがにパワフル。
メットインスペースはバリエーションによって容量が異なる。125と150は容量28Lと同一で、ハイブリッドは23Lを確保。手軽に荷物の出し入れが行えるようシートの開閉途中の位置で固定できるストッパー機能を持つ。エレクトリックはバッテリー2本が収まるため荷物は入らない。
ホンダは企業や個人事業主に向けて、原付二種の電動二輪車「PCXエレクトリック(ELECTRIC)」のリース販売を11月30日(金)より開始する。'17年の東京モーターショーで発表されたときから、ほぼそ[…]
2018年4月のフルモデルチェンジで3代目へと進化したホンダPCXシリーズに、量産二輪車として世界初となるハイブリッドタイプが新たにラインナップされた。排気量は原二枠の125ccで、これは日本専用車と[…]
ヤマハ 3CT:日本では軽二輪クラスとして登場か?
’18年秋のミラノショーで公開されたコンセプトモデル。250~300ccクラスを前提とした車体作りのLMW最新作で、従来機にない直立固定機構が付いているのが特徴だった。細部まで作り込まれており、関係者の証言からも市販化は近いと思われる。
未来の新車を大胆に予想(×妄想)することでおなじみの『ヤングマシン』。2018年はヤマハのLMWフラッグシップとしてナイケンが登場し、大きな話題を呼んだ。続く2019年はホンダが3輪市場に手を打ってく[…]
ヤマハ ノザグランデ:ヤマハ初のハイブリッド
ベトナムで発売された、ハイブリッドシステム搭載の125ccスクーター。発進時に3秒間の駆動力を補助するスマートモータージェネレーターは、スターターを兼ねるシンプルで合理的な構造。ABSなどを装備する上級版も。
ヤマハ トリシティ125/155:「めざせ、ころばないバイク」のLMW
リーニング・マルチ・ホイール=LMWは「めざせ、ころばないバイク」を謳い、フロント2輪による絶大な安心感とバイクらしく傾けて曲がるフィーリングを両立。そのLMWで最初に発売されたのがトリシティ125だった。’18年1月にモデルチェンジを受け、現在は155版も登場して街でもよく見かける存在に。使い勝手はほぼ普通のスクーターだが、雨の日の通勤などでその実力を発揮する。
ヤマハ発動機は、124ccのブルーコアエンジンを搭載するフロント2輪のLMWモデル「トリシティ125/ABS」のカラーリングを変更、同155ccの「トリシティ155」には新色の追加とともにマイナーチェ[…]
アディバ AD1 200/AD-1(原付二種クラス)/ADIVA AD-2(軽二輪クラス):屋根付き3輪にEV版も加わった
ライトウェイトコミューターに全天候型の開閉式ルーフを装着したスタイルのADIVAシリーズは、プジョー製エンジンを搭載したバージョンに加えてエレクトリック版もラインナップする。ワイパー付きフロントスクリーンや大型のリヤボックスなど利便性も高い。AD1 200は販売終了がアナウンスされており、原付二種/軽二輪扱いとなるEV版のAD-1/AD-2は2019年10発売がアナウンスされている。
2019年5月30日に東京都港区のイタリア大使館で開催される「イタリア共和国建国記念レセプション」にて、アディバ(ADIVA)が世界初公開の2輪EV「ADIVA AD-4」および、3輪EV「ADIVA[…]
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