いよいよ3輪車の波が来るそ!

3輪バイク未来車予想〈ヤマハvsホンダ〉3CTとX-ADVが軸となるか!?

HONDA X-ADV 3W [IMAGE CG]/YAMAHA 3CT

未来の新車を大胆に予想(×妄想)することでおなじみの『ヤングマシン』。2018年はヤマハのLMWフラッグシップとしてナイケンが登場し、大きな話題を呼んだ。続く2019年はホンダが3輪市場に手を打ってくるはずだ。3輪車の動向から目が離せない!

ヤマハvsホンダの構図

’18はヤマハがLMW第3弾として本格スポーツツーリングタイプのNIKEN(ナイケン)を市販化。ますます勢いがついた3輪市場だが、’19ではついにホンダも市販化に向けて具体的に動き出す。

ホンダは’15東京モーターショーでダブルウィッシュボーンサスを採用した大型3輪のNEO WINGを発表していたが、現在発売に向けて開発が進んでいるのは、なんとまったく別のX‐ADVを3輪化した新型マシンであることが『ヤングマシン』本誌調査で判明した。

既に開発はかなりの段階まで進んでいる様子で、関係者によると独自の構造でハンドリングに並々ならぬ自信を持っているというから、迎え撃つヤマハ陣営としてはかなり気になるところ。もちろんNEO WINGの開発も続いているとのこと。

そのヤマハも黙って見ているわけではない。’18ミラノショーで発表されたLMW第4弾の3CTは、X‐MAX300をベースとするコンセプトモデルだったが、実際には市販車に近い状態まで開発は終わっており、現地では関係者が「コンセプトっぽく仕上げるのに苦労した」と思わず漏らしたとの情報も。この3CTには、なんとこれまでにない自立機能があるのが最大のポイント。さらに中期計画では、その先の構想まで触れられているのだ。

【HONDA X-ADV 3W】人気のX-ADVを3輪化でナイケンに対抗?!

ホンダが市販に向けて開発を進めているのは、DCT 750㏄エンジンを搭載したモデルを独自の構造でフロント2輪にしたモデル。逆V字型のパラレログラムリンクと傾斜させたタイロッドで旋回時のハンドリングを補うものと思われる。発表は’19年内を期待したいが果たして?!

HONDA X-ADV 3W [IMAGE CG]

HONDA X-ADV 3W [IMAGE CG]

HONDA X-ADV

【HONDA X-ADV [2019]】ベースはATアドベンチャーのX-ADVと予想。’19ではミラノショーで発表されたカモフラージュパターンの新色も国内仕様に投入される。 ■水冷並列2気筒 745cc 54ps 6.9kg-m 238kg 123万6600円(税込)

【HONDA GL-3W】オヤジの動く城

コンセプトモデルのNEO WINGは水平対向6気筒を積んだ超ド級3輪だったが、こちらの開発も続いている様子。市販版となる際はズバリGOLD WINGの3輪仕様となるだろう。ただ、市販時期については、今のところ不明。まだしばらく先になりそうだ。

HONDA GL-3W [IMAGE CG]

HONDA GL-3W [IMAGE CG]

 【YAMAHA 3CT】新機構は停止時の自立モード

’18ミラノショーで発表されたLMW第4弾のコンセプトモデル。同一プラットフォームで125〜400 ㏄まで多排気量展開しているX-MAXをベースとしていることから市販の際には一気に機種展開が可能になる。停車時にも倒れない自立機能が新たに付いているのがポイント。どうやら電子的に制御されてもいる模様だ。

YAMAHA 3CT [CONCEPT]

YAMAHA 3CT [CONCEPT]

YAMAHA 3CT

(左)既存のX-MAXベースということもあるが、コクピットまわりはコンセプトモデルというより、既に市販車といっていい仕上がりになっていた。(右)右フットボードには謎のペダルが装備されていた。ブレーキでないことは明らかなのだが、これが自立機能と関係しているかは、まだ不明だ。

【YAMAHA SPORT-3W】ダブルウィッシュボーンで誰でも簡単ドリフト?!

ヤマハの新中期経営計画(’19〜’21)で発表された資料にシルエットで存在が明記された新LMWは、NIKENよりさらにFUNな方向を目指す。低車高でトレッド幅が広くなっているのが特徴で、まるでヤマハが3輪技術の特許を買い取ったブルデリ社が作ったドリフトできるマシンのよう。しかもシルエットから電動と予想される。

ヤマハ経営計画資料/ブルデリが技術供与

(左)ヤマハが経営計画発表の際に配布された資料内の図版。これを見る限り、NIKENよりスポーティなLMWの計画は確実に存在する。’19は3CT市販化が控えているため、登場するのは’20以降になるか。(右)ヤマハに特許技術を供与したブルデリが開発したマシンはダブルウィッシュボーンサスで豪快ドリフトもできたから楽しみだ。

※ヤングマシン2019年2月号掲載記事をベースに再構成

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kas いわゆる"Web担"的黒子

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研二くんのゼッツーに憧れるも手が届かずZ400GPで卒輪(そつりん)した"自二車は中型二輪に限る"世代。あれから30余年を経てまさか再び二輪の世界に触れることになろうとは人生何が起こるかわからんもんだ(笑)