高いコンフォート性能と良心的な価格

【ストリートにマッチするフォルムと快適性能】カブト エクシードの試用インプレッション

  • 2019/5/14

帽体は、シミュレーターのFEM 構造解析により無駄な部分を削減。安全性を確保しつつ軽量化を進めた。シールドは延長され、走行風を左右に分散するリブを追加。

スタイリッシュでコンパクト、しかも内蔵式サンバイザーまで装備する、使い勝手のいいジェットタイプのヘルメットがカブトのエクシード。チームパッドの工夫でメガネライダーにもより使いやすくなったほか、新設計シールドで静音性能も向上した。ウェイクスタビライザー一体型のリアベンチレーションも備える。

被り心地も使い勝手も実に気軽&イージー

アサギに続く、インナーバイザー付きのジェットが2018年にリリースされた。スポーティ指向のアサギに対し、ストリートでのコンフォート性能を重視したモデルがエクシードだ。まずデザインがカッコイイ。街中に溶け込むスタイリッシュ&コンパクトなスタイルに加え、各部にカーボン模様をあしらい、大人に似合う高級感を醸し出している。

さらに、着脱がイージーなのがミソ。帽体下部および頬パッドの形状、柔らかめのパッド材質により、開口部が大きく広がる。スルッとスムーズに頭を出し入れでき、街乗りやツーリングにおける頻繁な脱ぎ着も気にならない。

【KABUTO EXCEED】●価格:2万8620 円(単色)/3万780 円(グラフィックモデル) ●サイズ:XS/S/M/L/XL ●規格:JIS

被り心地は、頭全体と頬を深く包み、的確ながらやさしいホールド感が印象的(テスト品はプロトタイプで、製品版は少しかっちり感が増すとのこと)。周囲の音が比較的聞こえ、80km/h程度から風切り音が目立ってくるものの、決して不快ではない。100km/h巡航でもリフト感やブレは皆無。これもカブト独自のウェイクスタビライザーによる恩恵だろう。さらに、新設計されたロングシールドにより、走行風が快適に頬の横を抜けていくため、巻き込み風も気にならない。

便利な内蔵サンバイザーは、従来のアサギがワイヤー式だったのに対し、よりダイレクトな操作感と軽量化を実現するため、本作では直動式とした。サンバイザーは専用設計の大型タイプで、視界をしっかりカバーしてくれるのがいい。この内容でアサギから+1500円に抑え、価格は3万円を切る。実に良心的だ。

シールドは新&専用設計

シールド内側に窪みを設け、ピンロックの密着性をアップ。さらに帽体との干渉も防ぐ。SAJシールドシステムは、着脱がワンタッチ。カバーレスのため、作業もしやすい。

サンバイザーは即オンオフ可能

直動式の内蔵バイザーを採用。レバーは、アサギの左下部に対し、この位置に変更した。シールドとの密着性を高める新形状の窓ゴムも備え、より静かに。

開閉式の大型ダクトを装備

効果的に走行風を導入するエアインテークは、2 段階調整式。大型シャッターで、リヤと同様グローブでも操作しやすい。

進化したメガネスリット

メガネスリット付きの頬パッドは、新たな縫製パターンを採用。メガネやサングラスのツルが一段とスムーズに入る。

カブト独自のウェイクスタビライザー

同社の特許技術=ウェイクスタビライザーは本作でも健在。後部下左右に設けた一体型の突起が、帽体付近に発生する乱流を制御し、ヘルメットのブレを抑える。ウェイクスタビライザーに沿うエアアウトレットは、中央の大型スイッチで開閉可能。グローブでも簡単に操作できる。

Point:着脱がスムーズな内装形状

あご紐に重なる部分をスリム化した頬パッドにより、脱着時に頭や耳の引っかかりが少ない。従来のアサギと比べれば、形状の違いは一目瞭然だ。頬パッドのスポンジも柔らかめの材質で、左右に広げやすい。

[Colour Variation]ソリッドカラー×5色、グラフィックモデルはデリエ×4色(2019年6月発売予定)、デュース×2色(2019年6月発売予定)、クロー×2色の展開となる。全13色。

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ヌマ王

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ヤングマシン編集部出身の敏腕フリーライター。特にバイクの社会&時事ネタに詳しく、20年以上にわたって特ダネを追い続けている。趣味はユーラシア大陸横断。