2018年5月19~20日の土日に、茨城県の筑波サーキットでテイスト・オブ・ツクバ SATSUKI SATGEが開催されるが、5月19日土曜の昼にZ900RSパレードランの実施が決定。ここではそこに集まる豪華11カスタムブランドの顔ぶれを紹介しよう。
①ヨシムラZ900RSストレート管仕様AMAカラー
ヤングマシン4月号(2月24日発売)でスクープし、3月23日に東京モーターサイクルショーに出展されたヨシムラのZ900RSカスタムには、プロトタイプのストレート管が装着されていた。発売日はまだ未定だが、5月19日(土)のパレードランで初めてそのエキゾーストノートを披露する予定だ。さらにトップ写真のCGのようにAMAカラーにペイントされて登場するという情報なのでそちらも楽しみだ。
②ストライカーのサーキット対応Z900RSカスタム
当WEBサイトのバナーをクリックしてもらえると分かるように、ストライカーのZ900RSは排気系チューンにとどまらず、車体や操作系に至るまで全面的に手が加えられ、サーキットのハイレベルな走行シーンも動画で公開されている。東京モーターサイクルショーでは、開発中のG-STRIKERスイングアーム&トップブリッジにセパハンを装着しシートもレーシーな仕様にしていたが、筑波ではそれらがさらに進化しているだろう。尚、ストライカーのパレードランでは、別途アタック走行も披露されるというから注目だ。
③アクティブはカフェレーサースタイルか
製作方針は「オーナーが現実的に描けるストリートカスタム。カフェカウルとローポジション、しなやかなサスペンションと軽量ホイールで運動性能を心地よくアップ」。CAFEではなくSTDのZ900RSをベースとしており、カウルは開発中のオリジナル。その他は、アクラポヴィッチの公道対応チタンスリップオンマフラーをはじめ、ゲイルスピードのアルミ鍛造ホイール、ハイパープロのサスペンション、グッドリッジのビルドアライン・ブレーキホースといったアクティブが扱う主力ブランドを中心にまとめている。(ヤングマシン6月号より)
④ドレミは角Z? ローソン? スーチャー!?
一気に3台もの新Z改を披露したドレミコレクションの目玉は、Z1000Mk-Ⅱをオマージュした角Zスタイルバージョンで、これにはMSセーリング製のスーパーチャージャーまで装備したモンスター。外装カスタムの手法は、アルミインナータンクにタンクカバーを被せる方法で実現。ダウンドラフト吸気のZ900RSはタンク前方にエアクリーナーボックスがあり、加えてスパチャ用の補器類も収めなくてはならず一筋縄では行かなかったとか。この角Zを含めて発表された3台はいずれもまだ参考出品というかたちだが、反響次第で製品化も大いに期待できるというから楽しみだ。(ヤングマシン6月号より)
④ノジマのスパイラルコレクターメガホンも登場
ノジマエンジニアリングはZ900RS用に、ネイキッドモデル用で人気の高いノジマメガホンをまずはラインナップする。ノジマメガホンは従来のノジマPROチタンなどの高性能マフラーとは異なり、ネイキッドモデルに合わせやすいスタイルを重視したマフラーとなっている。つや消しブラックの耐熱塗装が施された太めのエキゾーストパイプは機械曲げのステンレス製で、らせん状の集合部、TYPE-SCを組み合わせて4-1集合とすることでクラシカルなスタイルを演出。もちろん、騒音排ガス規制もクリアした政府認証マフラーなのだ。(ヤングマシン4月号より)
⑤オーヴァーのZ900RSは車体にオリジナルパーツ多数
もの作りの街・鈴鹿の老舗コンストラクターとしてフレームからオリジナルマシンを製作できる技術力を持っているオーヴァーレーシングプロダクツは、そのノウハウからスイングアームやホイールといったハードパーツをいち早く東京モーターサイクルショーに出品。また、直4ネイキッドの王道と言える4-1ストレートスタイルのフルエキゾーストマフラーも発表して、あたかも’90年代に流行ったようなスタイルと性能を両立させたZ改を彷彿とさせるマシンへと仕上げることに成功していた。(ヤングマシン6月号より)
PMCやブルーサンダースなどまだまだ注目モデルが多数
ここまで紹介したブランド以外にも、淡路島のPMCやテイスト・オブ・ツクバでお馴染みのブルーサンダース、パワービルダーの走行が決定。中でもブルーサンダースは、パレード以外にストライカーと同様レーシングスピードでのデモランも実施予定だ。また、サスペンションのナイトロンやペイントのTMガレージのZ900RSも登場するなど計11ブランドが集結し、超豪華なイベントになることは間違いない。
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