
ハーレーダビッドソンがニューモデル『LowRider ElDiablo/ローライダー エルディアブロ』を発表した! 来年創業120周年を迎えるハーレーの伝統ある歴史の中で、特に印象的なモデルを現代の技術によって生まれ変わらせる”アイコンコレクションが2021年よりスタートしているが、『ローライダーエルディアブロ』はそのシリーズの1台として登場。インスパイアされたモデルは、1983年に登場した「FXRT」だ!
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ)
ローライダーSTをベースにハンドペイント!
4年ぶりの復活となる「ブルースカイヘブン2022」の会場で、ハーレーダビッドソンのニューモデルが本邦初公開される。『ローライダー エルディアブロ』だ!
限定生産のプレミアム復刻シリーズ”アイコンコレクション”は、ハーレーならではのクラシックなデザインテーマを再考し、モーターサイクルのスタイリングの未来を探求し、2021年から始まった。その”アイコンコレクション”から世界限定1500台発売となる『ローライダー エルディアブロ』がデビューする。

2022年に登場した『ローライダーST』をベースに、コロラド州ゴールデンにある“GunslingerCustomPaint”の職人らによる手作業のカスタムペイントを施して、エクステリアを刷新。ブライトレッドをベースに、ブライトレッドサングロを重ねる2回塗りの塗装で、ブライトレッドのパネル中に手作業によってペールゴールドのピンストライプが施されている。
ブライトレッドサングロには、キャンディーのような効果を出すために、着色されたクリアパーツも使用。パワートレインをはじめフロントエンドやマフラーはブラックアウトされ、「ローライダーエルディアブロ」のペイントスキームを際立たせた。
『ローライダーST』譲りのフロント19/リア16インチのラディアートアルミホイールはマットダークブロンズで仕上げで、コントラストを強調している。

見逃せないのが、標準装備としてインストールされたプレミアムオーディオ。ロックフォードフォズゲート社と共同開発したデジタル信号処理(DSP)技術を搭載したパワフルなアンプから、走行時でも最高水準のサウンドを発揮できるよう設計されている。
シリアルナンバー入りの世界限定生産で、日本には1500台のうち139台が上陸する。きわめて希少価値の高いプレミアムモデルとなるのだ。

FXRTがよみがえる!!

『ローライダー エルディアブロ』がインスパイアされたモデルは、1983年に登場した「FXRT」。初代の心臓部はショベルヘッドの1200ccエンジン。1984年にエボリューション1340ccへ進化したが、3点ラバーマウントのFXRフレームは剛性が高く、スポーティな走りを実現し、ポリス仕様も存在した。

パフォーマンスクルーザーの元祖ともいえる存在で、昨今注目を集めているモデル。コイツをオマージュし、蘇らせるとは、ファン歓喜間違いなしだ!!
ブルスカの会場で実車を目の当たりにできる!

「ローライダー エルディアブロ」の登場を記念し、発売当日の9月17日(土)午後2時から「ブルースカイヘブン2022」の会場内で“ハーレー唯一の日本人デザイナー”長尾大介(DaisNagao)を招いた日本初公開・展示(ジャパンプレミア)イベントがおこなわれる。富士の麓で、ハーレーのニューモデルがいち早く目の当たりにできるのだ!

「ブルースカイヘブン2022」はハーレーが贈るミュージック&キャンプのライフスタイルフェス。4年ぶりとなる今回は、9月17日(土)18日(日)に富士スピードウェイにて開催され、約10,000人のライダーが集う見込み。詳しくはイベント公式サイトをチェックしよう。専門誌ならではのコンテンツを凝縮した WITHHARLEY Villageもパドックエリアに出現する。
ブルースカイヘブン公式WEBサイト
https://blueskyheaven.jp/
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
※本記事は“ウィズハーレー”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
ライトは8Sを転用?! カウルはハーフかフルか 新開発の775cc並列2気筒エンジンを搭載し、3つのモード切替でビギナーからベテランまで幅広く対応する走りを実現した、スズキ入魂の新作ミドルネイキッド・[…]
’80年代、80ccであることのメリットに、金欠ライダーは着目した 高校生が自動二輪中型免許(当時)を取ったはいいけれど、愛車をすぐ手に入れられるかは別問題。資金の問題が立ちはだかるのだ。2年ごとの車[…]
電動アシスト自転車×2機種、フル電動自転車×1機種をラインナップ カワサキは、新種の電動3輪ビークル「ノスリス」シリーズを順次発売する。2021年にはクラウドファンディングで電動アシスト自転車版とフル[…]
ストリートボブ114:装飾を削ぎ落としたシンプルなボバースタイル 拳を突き上げて乗るような感覚がワイルドなストリートボブ。ブラックで仕上げられたミニエイプハンドルバーは、風を感じるクラシックなライディ[…]
少し前にアストンの実勢価格8800円のフルフェイスヘルメットをご紹介しました。 海外から安価なヘルメットが入ってくるようになり選択肢が広がったのは良い事だと思っています。 筆者ががバイクの免許を取得し[…]
最新の記事
- 【2スト4気筒サウンド 動画】1976年、バリー・シーンに栄冠をもたらしたXR14
- ヤンマシ的ホットアイテムピックアップ×6選〈アライヘルメット/ヨシムラジャパン/フリュガン etc.〉
- ツーリングの聖地開催の”阿蘇ロックフェス”にキャンツー向けテントサイトが設置【小泉今日子/きゃりー/BEGIN他多数出演】
- 【スズキのWGP復帰/1973年】蘇る「G-54」レストアプロジェクトが栄誉
- 栄光の20年を振り返る カワサキ「GPZ900R」ヒストリー【1984-2003 全カラーバリエーション収録】
- 1
- 2