
どんなバイクであっても盗難のリスクは避けられないが、屋内保管が可能ならばその確率が大幅に下がるのは間違いない。ここで紹介する「セキュリティガレージ」は、青空駐車を強いられているバイク好きにこそ注目してほしい製品だ。
●文/写真:ヤングマシン編集部
バイクガレージの老舗メーカーの自信モデル
シェローが販売する「BOXシェロー セキュリティガレージ」は、発売から約20年、これまでに約1万2000人の愛用者がいるコンパクトガレージ。バイク1台を収めるにはちょうどよいサイズに加え、入口にバイクの出し入れに便利なスロープを備えるなど、いかにもバイク好きが設計した専用タイプと唸らせてくれるが、それ以上に評価されているのが、盗難からバイクを守ってくれるセキュリティ性能に優れている点だ。
一般的なBOXガレージは、ディンプルタイプのシャッター鍵でシャッターユニットを固定するタイプだが、シェローのセキュリティガレージは通常のロック固定の鍵に加えて、シャッター前にスロープを格納しスロープユニットに備えている防犯バーを閉じることで、シャッター鍵へのアクセスを物理的にシャットアウト。もちろん防犯バーの開閉部分にも南京錠(しかもそうとう大きなタイプを3箇所に設置可能)をかけることができるので、二重三重にセキュリティを高めることができる。
スロープ両脇の防犯バーが稼働することで、シャッター鍵穴を隠す構造を採用。
さらに嬉しいのが、ガレージは自分で組み立てることができること。シェローでも別途費用で組み立て設置を承っているそうだが、路面に固定用のアンカーを打てるならばDIY作業でも設置することは可能とのことだ。
価格はもっともコンパクトな「BOXシェロー116」(W1160×H2070×D2630mm)で42万200円から、もっとも出入り口に余裕がある「BOXシェローDWH」(W1530×H2370×D3050mm)で53万3500円。
展示されていた「BOXシェローSH」の外寸サイズは横幅1370×高さ2370×奥行き2630mm。シャッター開口部は横幅1124mm、高さ1880mmとなる。バイク1台をおさめるには十分なスペースがあるのはご覧のとおり。ガレージ内には小物用の棚も設置されていた。
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