
MTM japanは、同ブランドが企画/開発したSUV仕様の電動キックボード(特定小型原付)「MTM RiSE M-1S」が、クラウドファンディングサイト・CAMPFIRE(キャンプファイヤー)を通じて再募集を始めたことを発表した。
●まとめ:ヤングマシン編集部(ハラッチ)
「オフロードの走破性を追求」キックボードとしてはかなりの個性派
「MTM RiSE M-1S」は、オフロードの走破性を追求したという、キックボードとしては異色のキャラを与えられた製品。
「MTM RiSE M-1S」は欧州で改善を繰り返した機体をベースに設計。日本人の体格に合わせた仕様としつつも印象的なデザイン性を追求している。今回の募集ではブラック/イエロー/シルバーの3色が用意される。法改正対応モデルで公道&歩道走行OKということも特徴のひとつ。
「MTM RiSE M-1S」は国交省認定の性能等確認実施機関による厳正な審査を通過し、保安基準適合性等が確認済。必要な保安基準をすべて満たすことが保証されている。
自動車で言うところの“SUV”の立ち位置を意識して設計開発が行われたこともあって、ボディには、軽さ/強度/耐食性に優れたマグネシウム合金の鋳造リムを採用したり、10インチサイズのエアタイヤにPUアブソーバ方式のサスペンションを組み合わせたりと、オフロードでも活躍する機体を実現。
前後のタイヤはキックボードとしては大きめの10インチサイズのエアタイヤを採用。フロント側には路面からの衝撃をいなしてくれるサスペンション機構も備える。
最大勾配15度の登坂能力を備えることで、坂道も難なく走行できたり、1万3000mAhの大容量バッテリー搭載により長距離走行にも対応できるなど、本格的なメカニズムが与えられていることも魅力になっている。
前後のタイヤはキックボードとしては大きめの10インチサイズのエアタイヤを採用。最大勾配能力15度が与えられたことでちょっとしたラフロードでも安心して運転することができる。
2023年7月1日施行の改正道交法に定めのある「特例特定小型原動機付自転車」に対応したモデル。ナンバーの取得と自賠責保険の加入を行うことで、16歳以上であれば免許不要で公道/歩道を走行できるとのこと。車道モードでの最高速度は20km/h。最大走行距離は路面状況によって変化するが、30〜60kmが目安。充電時間は約6〜8時間とのこと。
今回の募集では、前回よりもおトクな募集プランも用意
ちなみに2024年2月に実施したクラウドファンディングサイト・CAMPFIRE(キャンプファイヤー)での募集では約900万円を調達し、多くの参加者に製品が提供されている。
今回、復活を求める多くの要望(100件以上)が寄せられたことでの再募集プロジェクトとなるのだが、今回は送料込み希望小売価格の最大37%OFFというプランもあるなど、コスパ視点でも魅力な製品になっている。
2025年3月7日(金)12時よりクラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて販売を開始。送料込み希望小売価格25万8000円(税込)のところ、最大37%OFFとなる16万2800円(税込)〜にて限定70台が提供される。募集期間は2025年3⽉7⽇(金)12:00〜2025年3⽉31⽇(月)23:59まで。
MTM RiSE M-1S 製品詳細
- 車名:MTM RiSE
- 型式:M-1S
- タイヤサイズ:10インチ
- タイヤ種類:空気入りゴムタイヤ
- 空気圧:345kPa
- 駆動方式:後輪駆動
- 車道モード:20km/h
- 歩道モード:6km/h
- 最大走行距離:30〜60km ※路面/運転状況によって変わります
- 勾配能力:15度
- 充電時間:約6〜8時間
- 充電電圧:48V 容量13,000mAh
- 定格出力:600W
- 本体重量:約22.3kg
- 本体寸法:約W1200×D570×H1200mm
- ブレーキ種類:ディスクレバー方式
- 耐荷重量:120kg以下
- 適用年齢:16歳以上
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(電動キックボード)
世の中は忘年会シーズン真っ只中。あっちに行ったりこっちに行ったりと、一次会や二次会などで都心を駆け回るビジネスマンをよく見かける。でも、忘年会の会場が駅や会社から離れた場所にあるときは、移動が面倒…。[…]
※特定原付:’23年7月に施行された新しい車両区分「特定小型原動機付自転車」について国交省が定めた略称。特定小型原付とも呼称される。 学校に戻ってから内容を伝える“伝達講習会” この取り組みは、高校生[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 電動スーツケースは車両扱い⁉ 電動スーツケースが海外からの観光客を中心に人気を博している。日本国内では普及していないため、見かけるものではない。電動スーツケースは、原動機[…]
2023年7月に道路交通法の一部が改正され、電動キックボードに代表される特定小型原動機付自転車という区分が創設されました。これに伴い、16歳以上であれば免許なしでも乗車することができるようになったのは[…]
電動アシスト自転車の基準に適合しない『モペッド』 2024年3月5日に閣議決定された道交法改正案では、電動モーターで走るペダル付きバイク「モペッド」について、モーターを停めた状態で走っても原付一種に該[…]
最新の関連記事(YMライフハック研究所)
従来の理念をさらに深化させた「Emotional Black Solid」 今回注目したのは、新たなステップワゴン スパーダ専用に用意された、これまた新たなアクセサリー群です。その開発コンセプトは、従[…]
国内仕様は6つのグレードを設定 発表された新型「フォレスター」は、走る愉しさを追求できる優れた運動性能や、多様なニーズに対応するユーティリティなど、歴代モデルに受け継がれてきた基本機能はそのままに、本[…]
リヤアンダーミラー部分にスマートフィット! データシステムより今回リリースされた、タウンエース用の「RCK-113T3」。リヤアンダーミラーを取り外したスペースに、カメラユニットを収めることができる設[…]
新型レクサスES、上海モーターショー2025で世界初公開 レクサスESは、ブランドの中核を担うアッパーミドルセダン。現行の7代目は、従来の主要市場であった北米や中国に加え、日本や欧州でも本格展開され、[…]
昭和レトロな芳香剤に新作が登場 株式会社ダイヤケミカルが製造/販売する、長年愛され続けている芳香剤「くるまにポピー」。中高年世代にとっては「く〜るまにポピー♪」のフレーズでおなじみであろう。1978年[…]
人気記事ランキング(全体)
ヤマハ RZV500R「2ストV4エンジン搭載で衝撃のデビューを果たしたYZR500レプリカモデル」 ライトウエイトピュアスポーツからレーサーレプリカへの橋渡しであり、起点とも言えたヤマハ RZ250[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
4ストローク2気筒の『オフ・ザ・ロード』 国産4ストローク2気筒型オフロード車を語る上で外せないバイクが1970年登場のホンダSL350です。SL350は1970年代のホンダ車の中でもレアな存在ですが[…]
GPz900Rを受け継ぐ実用系最速マシン【カワサキGPZ1000RX】 1983年にTT-F1の排気量上限が750ccに引き下げられた結果、リッターバイクはレースの呪縛を解かれて独自に発展し始める。 […]
軽量化とパワーアップの両面を果たしたフルモデルチェンジ フルモデルチェンジが実施された2018年モデルの発売は、2018年2月1日。2017年モデルまでのニンジャ400は、海外向けのERシリーズをベー[…]
最新の投稿記事(全体)
アプリで『もてぎ2&4レース』決勝を予想してプレゼントをGETしよう! モーターサイクルロードレースの国内最高峰、全日本ロードレース選手権 Rd.1『もてぎ2&4レース』が、4月19日[…]
レストア/整備/カスタム/販売など絶版車に関するすべての分野でサービスを提供 古いバイクを海外から輸入して販売する場合、車両によって程度の違いはあれ必ず整備が付随する。 元々のコンディション次第ではレ[…]
やっぱり「素手」が好き! いきなりですが、筆者はかなりの作業を素手で行っています。ていうか、素手が大好きです。ボルトを回すにしても、工具を持って締め付けるにしても、とにかく手先にダイレクトに伝わる感覚[…]
ファクトリーマシンが進化して帰ってきた! スズキは東京モーターサイクルショーのプレスカンファレンスで、2025年の『Team SUZUKI CN CHALLENGE』の体制発表を行った。メーカーとして[…]
スズキ株式会社は、2025年4月1日より、39年ぶりにコーポレートアイデンティティ(CI)とユニフォームを一新すると発表した。 ユニフォームのデザインは、1986年から使用しているブルゾン、パンツ、帽[…]
- 1
- 2