バイクの単気筒/ツイン/3気筒/4気筒…いろいろあるけど、結局何が違う?


●記事提供: ライドハイ編集部

スポーツバイクはエンジン/キャラクターを楽しむ乗り物

スポーツバイクのエンジンは高度なパーツの集合体で、V4であったりパラ4や、Vツインにパラツインなど様々な呼び方のエンジン形式がある。

そもそも気筒数が違ったり、シリンダーの並び方が異なっていたり、専門知識がないと自分にはどれが最良なのかもわかりにくいだろう。

そこでまず基本となる気筒数の違いから説明していこう。

シングルとも呼ぶ単気筒、ツインもしくは2気筒、トリプルの3気筒、そしてパラレル4(フォー)や略してパラ4、もしくはインライン(直列)の4気筒など……。

クランクシャフトとシリンダーの配列で、同じ気筒数でもV型2気筒やV型4気筒とバリエーションも多い。

この気筒数、エンジンの大きさを表す排気量の区分の範疇、つまり同じ排気量のクラスに、単気筒にはじまり、2気筒、3気筒、4気筒と各種存在するのだ。

同じ排気量に単気筒/2気筒/3気筒/4気筒がある!

運転免許制の区分にもなっている、エンジンの大きさを表す排気量とは、ピストンが1回の吸気行程で吸い込める容積量のこと。

吸気行程の容積は、ピストンの直径(ボア)で算出できる面積に、ピストンが往復する距離(ストローク)を掛け合わせれば得られる。

茶筒やポテトチップの円柱容器をイメージすればわかりやすいかも知れないが、円柱の直径面積×往復量の容積が250ccだとすると、これが2気筒あれば500ccのエンジンということになる。

これを逆に排気量区分から説明すると、たとえば500ccだとそのままの容量の単気筒、各気筒が250ccの2気筒、167ccの3気筒、そして125ccの4気筒ということになる。

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