
●記事提供: ライドハイ編集部
とにかく姿勢を低くする!
バイクにとって、強風はかなりのリスク。最近の荒天で怖い思いを経験したライダーもいるに違いない。とりわけ橋の上で横風が強いと、1車線近く飛ばされてしまいそうな恐怖に見舞われる。
実際に風速10m/secあたりから、バイクは進路を持っていかれそうになる。吹き流しが真横まで持ち上がってバタついていたら、とにかく上半身を低く、場合によっては燃料タンクに顎がつくほど伏せてしまおう。
こうすることで、横風が上半身に当る面積が減り、車体をフラつかせる要因を減らすことができるのだ。
加減速を繰り返し、後輪トルクとエンジンブレーキで姿勢を安定させる
それでも時折ゴ~ッと強く吹いてくるようだったら、エンジンの低い回転、2~3000rpmあたりでグイッとスロットルを捻って加速をしよう。
4000rpm以上回るとスピードが出てしまうので、1~2秒加速したらスロットルは全閉に。エンジンブレーキで2000rpmまで下がったら、また同じように加速を繰り返す。
こうすると後輪が路面を蹴って真っ直ぐ安定して走ろうとするからで、スロットルを全閉にしたエンジンブレーキも同様に直進性を助けてくれる。むしろスロットルをパーシャル(加速も減速もしないクルージング状態)でいたほうが、風の影響でフラつきやすいのだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
レブル250ではユーザーの8割が選択するというHonda E-Clutch ベストセラーモデルのレブル250と基本骨格を共有しながら、シートレールの変更や専用タンク、マフラー、ライディングポジション構[…]
最新モデルはペルチェデバイスが3個から5個へ 電極の入れ替えによって冷却と温熱の両機能を有するペルチェ素子。これを利用した冷暖房アイテムが人気を博している。ワークマンは2023年に初代となる「ウィンド[…]
なぜ「モンキーレンチ」って呼ぶのでしょうか? そういえば、筆者が幼いころに一番最初の覚えた工具の名前でもあります。最初は「なんでモンキーっていうの?」って親に聞いたけども「昔から決まっていることなんだ[…]
250ccを思わせる車格と水冷2スト最強パワーに前後18インチの本モノ感! 1979年、ホンダはライバルの2ストメーカーに奇襲ともいえる2スト50ccの、まだレプリカとは言われてなかったもののレーシー[…]
ブレーキディスクの大径化が効いたのはメンタルかもしれない 第8戦アラゴンGPでも、第9戦イタリアGPでも、マルク・マルケスが勝ち続けています。とにかく速い。そして強い。誰が今のマルケスを止められるのか[…]
最新の投稿記事(全体)
新進気鋭のクルーザー専業ブランドから日本市場に刺客! 成長著しい中国ブランドから、またしても新顔が日本市場にお目見えしそうだ。輸入を手掛けることになるウイングフット(東京都足立区)が「導入ほぼ確定」と[…]
規制の根拠は「道路法・第46条第3項」 高速道路などを走っていると、時折インターチェンジの手前などで「危険物積載車両ここで出よ」という表示を目にすることがある。この表示を見かけた場合、その先に危険物積[…]
シュワンツとともに駆け抜けた夏 レプリカ時代の礎を築いたRG250Γの登場から5年。強力なライバルから覇権を奪還すべく、ついにスズキの次世代機が姿を現す。 RGV250Γの名が示す通り、並列2気筒に代[…]
シリーズ第11回はクイーンスターズ・スペシャルQ&A! 白バイと言えばヤングマシン! 長きにわたって白バイを取材し、現役白バイ隊員による安全ライテク連載や白バイ全国大会密着取材など、公道安全運[…]
荷物にならない「究極の携帯性」が魅力! なによりも特筆すべきなのは、そのコンパクトさと軽量さ。Pocket Tripod PROv2は、薄さわずか2.3mmと、クレジットカード2枚分程度。重さはたった[…]
- 1
- 2