
●記事提供: ライドハイ編集部
思ったより内側へ前輪が切れ込んでいく
’80年代のレーサーレプリカ全盛の頃、この前輪が切れ込む切れ込まないは、ハンドリングの善し悪しを決める規準のように言われたのを懐かしく思い出すライダーもいるかも知れない。
というほど、前輪を16インチに小径化して軽快を通り越して鋭いハンドリングを狙ったバイクが乱舞していたからだ。
実際バイクによっては低速のヘアピンなど、前輪が回転するジャイロ効果を失ってバンク角が深いとスリップダウンする例も少なくなかった。
あれから40年近くも経って、そこまでバランスを欠いたバイクはまずないはずだが、小さなターンで前輪を重く感じたり内側へ切れ込む感じがして、思わず左手でハンドルを押えたという経験がたまにあったりするのはなぜなのだろう。
これはバイクの不具合ではなく、低速で前輪が安定しにくくなっていく状況に、ライダーのある種の勘違いの感覚と操作をしてしまうところに原因がある場合が多い。
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