
●記事提供: ライドハイ編集部
最新タイヤのパフォーマンスは内部のカーカス特性が支えている
高性能タイヤのパフォーマンスは、路面と接するトレッドのコンパウンド(ゴムを複合素材で練り上げた材質の意味)によって決まるとイメージする人がほとんどだろう。
確かにサーキット走行などで表面が溶けたような状態に触ると、タイヤ温度が上昇してベタベタと粘着力が高く、益々そういった思いを強くする。
しかしこうしたいかにも目に見えたり触れたりする部分と同じか、実はそれ以上に重要ともいえるのが、カーカスと呼ばれる内部の繊維層なのだ。
このそもそもを支えているカーカス(骨組みの意味)は、車体でいえばフレームの役割で求められる強度や、サスペンションでいう衝撃吸収やその動きを適度に抑える減衰性能(ダンパー)を追求して開発されている。
ではなぜカーカスという繊維層が存在しているのかといえば、元々はタイヤに空気を充填したとき、チューブの浮き袋のようにみるみる膨らんでしまうと荷重や衝撃に耐えられないため、一定の大きさでそれ以上膨らまないよう抑える役割、つまり空気圧を高める外枠で、高荷重に対してたわみながら潰れない強さなど、基本機能はこのカーカス次第になる。
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