●記事提供: ライドハイ編集部
吸気系の進化で登場した電子デバイス
ハンドルのスロットルグリップ(アクセル)を手前にひねれば、エンジンの回転が上がって加速してスピードが出る。反対に戻せば減速がはじまり回転が下がってスピードが落ちる。
当然に思っていても、なぜアクセルを開閉するとエンジン回転が上がったり下がったりするのだろうか? それはエンジンに送る混合気(空気とガソリンが混ざった燃焼用のガス)の量が変わるから。これは想像がついていると思う。
ではその混合気はどうやって作り、どのように量を調整しているのか?
これはガソリンを燃料とする内燃機関がバイクに搭載された19世紀末ごろから、おおむね100年くらい長きに渡り「キャブレター」が行っていた。詳しい構造の説明はさておき、エンジンが吸い込む空気の流速で生じる負圧によってガソリンが吸い上げられ、吸気として混ざって燃焼室へ運ばれる、あくまで物理現象のみで稼働する装置だ。そしてアクセルから伸びた金属ケーブルでキャブレター内の弁を開閉することで、混合気を吸い込む量を調整する。
ところが1980年代の中頃にバイク・エンジン用でも「フューエルインジェクション(燃料噴射装置)」が登場した。
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