●文:モーサイ編集部(小泉元暉) ●写真:茨城元気計画 イイダプロダクション 群馬県立世界遺産センター
地元のPRや、地域活性化のために活動している“ご当地ヒーロー”や“ローカルヒーロー”と呼ばれる存在をご存じでしょうか? ヒーローショーを行ったりするだけでなく、養護施設や幼稚園などでボランティア活動するなど、地域社会に貢献をするご当地ヒーローもいます。
さて、バイクに乗るヒーローといえば、仮面ライダーや戦隊ヒーローのイメージが強いかと思われますが、そうしたご当地ヒーローたちの中にも、個性的なバイクに乗って活動しているキャラクターがいるんです!
では、どんなヒーローがどんなバイクに乗っているのか。当記事では関東圏のヒーローたちを紹介します。
時空戦士イバライガー:茨城県のヒーロー
まずは茨城県の「時空戦士イバライガー」から。
悪の軍団ジャークから茨城を守るため、時空を超えてやってきました。平和を愛する思いから生まれたイバライガーは、未来を改変しようとする敵と戦っています。ちなみにイバライガーの顔は、茨城の鳥「ひばり」をイメージしているのだとか。
そんなイバライガーは、2007年から活動を開始。子どもから大人までが楽しめるイベントを開催するだけでなく、グッズ展開も行われています。
そして、イバライガーが乗るマシンがこの真っ赤なトライク(3輪バイク)です。横に張り出したエンジン、片側3本ずつあるエキゾーストパイプから、ベース車両は水平対向6気筒エンジンを搭載するホンダ・ワルキューレ(1500cc)だと思われます。
イバライガー同様の赤いボディカラー、そして大排気量バイクをベースとした3輪バイクということで、かなりの迫力。これはもう一度見たら忘れられない!?
宇宙神ゴッドチバダー:千葉県のヒーロー
ボンバー星から専用バイクである「ゴッドジェット」(排気量は1100宇宙cc)に乗って、地球へツーリングをしにやってきたヒーロー、それが「宇宙神ゴッドチバダー」です。
10種類のフォームチェンジを駆使する千葉県のご当地ヒーローなのですが、有名なTVドラマにも出演したことも。日本テレビにて放映された人気ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」や「ニッポンノワール」などで起用され、その際はSNS上でも一躍話題になりました(TVドラマ内ではガルムフェニックスという役名でした)。
フォームチェンジを行うゴッドチバダーは、フォームごとに乗るバイクが変わるのも大きな特徴で……
※本記事は2020年12月22日公開記事を再編集したものです。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
モーサイの最新記事
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
「一時停止違反」に、なる!/ならない!の境界線は? 警察庁は、毎年の交通違反の取り締まり状況を公開しています。 最新となる「令和3年中における交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等につい[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
一般人でも許される現行犯逮捕とは? 「逮捕」とは、犯罪の容疑がある人の身柄を強制的に拘束する手続きです。 原則として、事前に裁判官の審査を受けて許可を取り、令状の発付を得てからでなければ、たとえ警察で[…]
最新の関連記事(バイク雑学)
ライダーを魅了してやまない「ハイパーVTEC」 CB400SF(スーパーフォア)に採用されていることでも有名な、バルブ制御システム「ハイパーVTEC(HYPER VTEC)」。この口コミを検索してみる[…]
夏場はサイドスタンドがアスファルトにめり込む危険性あり!いったいどういうこと? 駐車場などに使われている一般的なアスファルトについて、その軟化点は47.0〜55.0℃と言われていますが、夏場の強烈な直[…]
「コスプレとバイク」本編 今回のバイク:Vストローム250とNIKEN Vストローム250はスズキの250㏄クラスのアドベンチャースタイルのバイクです。ガソリンが17L入るタンクやフロントのスクリーン[…]
バイクのハンドルに荷物をかける行為は交通違反? じつは、ハンドルにレジ袋/カバンなどを引っかけて運転する行為は、明らかな交通違反です。 道路交通法第55条第2項には、「運転視野やハンドル操作などを妨げ[…]
キャストでもスポークでもない独自構造のホイール 国産の2輪車にキャストホイール車が登場し始めたのは、1970年代後半のこと。当初は一部の高級モデルにのみ採用されたこともあり、ワイヤースポークとは違う新[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
最新の投稿記事(全体)
どんなUber Eats配達員でも必ず持っている装備といえば、スマートフォン。これがなければ、仕事を始めることすらできません。 そんなスマートフォンですが、太陽が強く照っている日に使うと画面が真っ黒に[…]
今シーズンに続き富樫虎太郎選手を起用、新加入は木村隆之介 元MotoGPライダーの中野真矢さんが率いるレーシングチーム「56RACING(56レーシング)」が、2025年のレース活動概要を発表した。 […]
全日本ST1000とASB1000の両カテゴリーを制す! 開幕2連勝を飾り、常にポイントリードし最終戦を待たずにチャンピオンを決めた全日本ST1000クラスに比べ、ARRC ASB1000クラスは、ポ[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
ヤマハの最先端技術の結晶、それがYZF-R1だ 今からちょうど10年前の2014年11月。イタリアはミラノで開催されたEICMAにおいて、7代目となるヤマハのフラッグシップ“YZF-R1”が華々しくデ[…]