
●レポート:モーサイ編集部(中牟田歩実)
「車検ステッカー」の正式名称は「検査標章」という
クルマや250ccを超えるバイクなど、新規検査、継続検査(いわゆる車検)を義務付けられている車両が検査において保安基準に適合(車検に通ったという状態)すると、自動車検査証とともにステッカーが交付されます。
交付されるステッカーの正式名称は「検査標章」というのですが、一般的には「車検ステッカー」や「車検シール」という呼称のほうが馴染みがあるのではないでしょうか。
車検ステッカー貼り付け位置、これまでは「運転席から最も遠い」もしくは「中央の」前面ガラス上部だった
そんな「車検ステッカー」を貼り付ける位置ですが、実は道路運送車両法に定められており、国土交通省が公表する「標準位置」もあります。
これはクルマの場合、道路運送車両法施行規則第37条の3項で「検査標章は、自動車の前面ガラスの内側に前方から見易いように貼り付けることによつて表示するものとする」としたうえで、具体的な位置については国土交通省の公式ウェブサイトで「車室内後写鏡を有する自動車はその前方の前面ガラスの上部」その他の自動車は「運転者席から最も遠い前面ガラスの上部」と説明されています。
多くのクルマでは、フロントガラスの助手席側の上部に「車検ステッカー」が貼り付けられているのではないでしょうか。
※本記事は“モーサイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
カスタムスピリットから生まれた英国ブランド まずMUTT Motorcyclesというブランドについておさらいしておこう。2016年、英国バーミンガムでカスタムビルダーのWill RiggとBenny[…]
“思い出の1台”に乗りたい バイクメーカーがニューモデルを開発する際は、ユーザーがそれを受容できるか、あるいは新たなマーケットを作り出せるかが重要。レーサーレプリカもネイキッドも、それがウケると分かっ[…]
日本の免許制度を考慮してナナハン4気筒と同時開発 GS750の弟分。世間にはそういう見方をする人がいるけれど、’76年から発売が始まったGS400を弟分と呼ぶのは、少々語弊があるのかもしれない。なんと[…]
随所に専用部品を投入したZシリーズ初のR仕様 Z1000の派生/上級機種として’78年に登場したZ1‐Rは、評価がなかなか難しいモデルである。まず当時の流行だったカフェレーサーの手法を取り入れながら、[…]