●レポート:モーサイ編集部(中牟田歩実)
「車検ステッカー」の正式名称は「検査標章」という
クルマや250ccを超えるバイクなど、新規検査、継続検査(いわゆる車検)を義務付けられている車両が検査において保安基準に適合(車検に通ったという状態)すると、自動車検査証とともにステッカーが交付されます。
交付されるステッカーの正式名称は「検査標章」というのですが、一般的には「車検ステッカー」や「車検シール」という呼称のほうが馴染みがあるのではないでしょうか。
車検ステッカー貼り付け位置、これまでは「運転席から最も遠い」もしくは「中央の」前面ガラス上部だった
そんな「車検ステッカー」を貼り付ける位置ですが、実は道路運送車両法に定められており、国土交通省が公表する「標準位置」もあります。
これはクルマの場合、道路運送車両法施行規則第37条の3項で「検査標章は、自動車の前面ガラスの内側に前方から見易いように貼り付けることによつて表示するものとする」としたうえで、具体的な位置については国土交通省の公式ウェブサイトで「車室内後写鏡を有する自動車はその前方の前面ガラスの上部」その他の自動車は「運転者席から最も遠い前面ガラスの上部」と説明されています。
多くのクルマでは、フロントガラスの助手席側の上部に「車検ステッカー」が貼り付けられているのではないでしょうか。
※本記事は“モーサイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
一定以上のスピードの車両を自動的に撮影する「オービス」 結論から言うと、基本的にバイクはオービスに撮影されても捕まらない。そもそもオービスはバイクを取り締まるつもりがない。ただし警察にもメンツがあるか[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]