●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ランキングを決めるガチ企画だ。ヤングマシン読者2239名が選んだ’20人気モデルやいかに? ストリートスポーツ400cc部門では、ホンダCB400SF/SBが通算24勝目を獲得した。
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前回まで通算23勝を挙げてきた常勝のホンダCB400SF/SBが、今回も王座に就任。ヤマハVMAXが持つ部門別通算25勝という最多勝記録まで、残り1つに迫った。
その最大の障壁となりそうなのが2位のヤマハSR400。例年順位が高く、復活した’18年はCBから王冠を奪取している。ファイナルとなる’21年型で、CBとのガチンコバトルは必至だろう。
3位は、クラス最強スポーツと名高いニンジャ400。SRとほぼダブルスコアがついたものの、フルチェンジした’18以降、ずっと3位以内を維持している。近年は顔ぶれが変わらない当部門だが、次回は期待のホンダGB350が旋風を巻き起こしそうだ。
第1位:ホンダCB400SF/SB〈716票〉24勝目! 最多記録更新は目前
国内の400クラスを牽引し、今年で29年目を迎えた水冷直4ネイキッド。登場以来、人気/実力とも常に一線級を誇る。排ガス規制で引退も噂されているが、まだまだ勝ち星伸ばすか!?
【読者の声:継続を望む声援多数】●永遠の4気筒!(愛知県S.K.) ●なによりVTEC!!!(北海道S.O.) ●教習所でお世話になってなじみ深いw(Y.A.) ●CBX400を思い出すカラーリングが好き(愛知県H.K.) ●永遠のスタンダード。日本の至宝(神奈川県S.O.) ●死ぬまでには所有したい(群馬県T.H.) ●今後の存続を祈って(愛知県K.W.)
第2位:ヤマハSR400〈595票〉まだ終わらんよ!
CBをも上回る超ロングセラーのSR。前回の372票から伸び、2位に浮上した。1年の空白期間を置いて復活した’18年は、声援が殺到し、見事CBを撃破。ラストとなる次回、返り咲いて絶対王者に一矢報いるか?
【読者の声:時代を超えたシーラカンス】●唯一無二のかっこよさ(神奈川県K.S.) ●ブレないキックスタート(東京都T.K.) ●単コロの良さが詰まってる(東京都N.F.) ●シーラカンスバイク(滋賀県A.T.) ●時代を超越したひとつの完成形(三重県K.N.)
第3位:カワサキ ニンジャ400/KRT〈324票〉戦闘力では上位勢に負けない
ニンジャ250と共通の軽量な車体に、48psの心臓を載せた本格SS。順位はひとつダウンし、SRとの票差は広がったが、’20年もクラス1位の販売台数を獲得。人気、実力ともに今だクラストップ級だ。
【読者の声:優秀なスポーツ性能が支持】●250のボディに400のエンジン(大分県K.K.) ●2気筒でトルクもあり低価格で乗りやすい(福岡県H.Y.) ●飛び抜けたスポーツ性能(広島県K.K.) ●軽さは正義(奈良県N.M.) ●カラーが素敵(茨城県H.U.)
ストリートスポーツ・400cc部門ランキング
[順位] 車両名〈得票数〉(前年順位)[01] ホンダCB400SF/SB〈716〉(1)
[02] ヤマハSR400〈595〉(3)
[03] カワサキ ニンジャ400/KRT〈324〉(2)
[04] ホンダCBR400R〈206〉(4)
[05] ヤマハMT-03〈152〉(6)
[06] ヤマハYZF-R3 ABS〈145〉(5)
[07] カワサキZ400〈101〉(7)
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