
2泊以上のロングツーリングに、ゴーライド編集部が厳選した比較的大容量ながらオフロードマシンにもギリギリ積載可能〜ピッタリなツーリングバッグ×10選(+α)を全3回に分けて紹介。前編(余裕を持って荷物を持って行きたい人にオススメのツーリングバッグ)に引き続き、本記事では中編として、大容量ながら比較的コンパクトな積載をしたい人にオススメのツーリングバッグ×3選を紹介する!!
●文:小川浩康(ゴー・ライド編集部) ●写真: 小泉裕子
【林道キャンプツーリングを想定して比較】ディテールに加え、2泊以上のロング林道キャンプツーリングを想定した装備+αに対する収納力/サイドから見たツーリングバッグ積載時のライダーへの干渉の度合いまでチェ[…]
【林道キャンプツーリングを想定して比較】ディテールに加え、2泊以上のロング林道キャンプツーリングを想定した装備+αに対する収納力/サイドから見たツーリングバッグ積載時のライダーへの干渉の度合いまでチェック!! 装着車両はヤマハ ツーリングセロー。
2人用テント&ポール/寝袋/マット/マクラ/コッフェル&ガスセット/メスティン(調味料&ナイフ&箸ほか収納)/救急セット/ヘッドライト/ランタン&充電器/工具ケース(チューブ/携帯工具/空気圧計付き空気入れなど)/水袋/トイレットペーパー/防寒&雨具/チェア/テーブル/焚き火台&防火シート/コップ/ツーリングマップル
ラフアンドロード ラフリアバッグ53:コンパクトなフォルムと収納力を両立。バイクでのキャンプツーリングで使いやすい
ウエアからハードパーツまで開発しているラフアンドロード。容量別に多数のバッグをラインナップしているが、この「ラフリアバッグ53」は、容量が41→53Lまで拡大。全体的にコンパクトな作りだが、素材に強度があって型崩れしにくく、41Lのままで今回のキャンプ道具をすべて収納できた。そのコンパクトさゆえに、スリムなトレールマシンに固定しやすく、林道キャンプツーリングで使いやすいタフなバッグだ。
【ラフアンドロード RR9036 ラフリアバッグ53】●容量:41〜53L ●サイズ:H31×W40〜52×D34cm ●カラー:ブラック ●重さ:2400g(編集部実測) ●価格:2万790円|ROUGH&ROAD
左右6Lずつ容量アップできる。メイン気室のほかに、両サイド/フロントにポケット、上面にトップコードを装備。
容量アップ時の垂れを防ぐ、収納式底板も装備。バッグ本体はコンパクトながら高い収納力を持つ、使えるバッグだ。
テントポールなどの長物の固定に便利なベルトループも装備。
ラフアンドロード アクアドライコンテナー:上部開放型で荷物をタテに出し入れしやすいラフロ最大容量の完全防水バッグ
高い防水性のラフアンドロード アクアドライ(AQA DRY)シリーズで、75Lの最大容量を持つのが「アクアドライコンテナー」だ。開口部が広くて荷物を出し入れしやすく、気室内には着脱式インナーフレームを装備。収納物を衝撃からガードする。バッグは柔軟性が高く、内容量によって形状も変化するが、標準装備のラダーロック付きロングベルトとイージーループで確実にバイクに固定できる。直感的に使いやすい防水バッグだ。
【ラフアンドロード RR5609 AQA DRYコンテナー】●容量:75L(本体72L+ポーチ3L ●サイズ:W52×D35×H65cm ●カラー:ブラック ●重さ:2400g(編集部実測) ●価格:1万5400円|ROUGH&ROAD
着脱式のインナーフレームは、収納物をひとまとめにでき、衝撃も低減する。今回のキャンプ道具も余裕で収納できた。
上部開放型なので、バイクに固定したままでも収納物を出し入れしやすい。収納物が増えた時は、バッグ本体も上方へ伸びて容量を拡大する。
前面のポーチ(容量3L)は取り外し可能。貴重品の収納に便利だ。
ゴールドウイン GWM クロスオーバーリアバッグ39:デザインとカラーリングにもこだわった、バッグパックとしても使える2WAYバッグ
ゴールドウインは、高機能を追求するバイクウエア/グッズブランド。この「GWM クロスオーバー(X-OVER)リアバッグ39」は、プレーンなスタイルにデジタルデザート柄を合わせ、街中にも溶け込むデザインが特徴。29L状態ではチェアとテーブルを収納できなかったが、39Lに拡大するとすべて収納できた。しっかりした作りで型崩れしにくく、コンパクトさと収納力を兼ね備え、バックパックとしても使用できる機能性が特徴だ。
【ゴールドウイン GWM X-OVERリアバッグ39】●容量:29〜39L ●サイズ:H21〜28×W48〜×D31cm ●カラー:デジタルデザート ブラック オリーブ ●重さ:1660g(編集部実測) ●価格:1万5180円|GOLDWIN
ジッパーを開けるとバッグ本体が上方へ伸び、29→39Lへと容量アップする。バッグ上面にはポケットを設置。付属のX型装着ベルトでバイクへの固定も確実に行える。
気室内のコンプレッションベルトが荷崩れを防止する。
ショルダーベルトを内蔵し、バックパックとしても使用できる。テントサイトへの持ち運びに便利。
ゴールドウイン ツーリングリアバッグ78:型崩れの心配不要な大容量バッグ
かさばる荷物もすっぽり収納できる可変式最大78Lサイズの大型リアバッグ。アルミフレーム補強により、型崩れすることなくキャンプ道具や大切な道具などもポンポン気軽に入れられる。
後編では、大容量ながら林道でのダート走行時もライダーの身体の動きを妨げないツーリングバッグを紹介する。
※本記事は“ゴーライド”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
拝見!! オフ旅達人の旅装備 オフ旅をテーマに、バイクと旅を愛する各分野の達人たち5人に、今現在における旅装備/スタイル/こだわり/バイク旅の楽しみや思いを聞いた巻頭企画。ゴー・ライド誌初登場となる生[…]
【林道キャンプツーリングを想定して比較】ディテールに加え、2泊以上のロング林道キャンプツーリングを想定した装備+αに対する収納力/サイドから見たツーリングバッグ積載時のライダーへの干渉の度合いまでチェ[…]
セローの故郷・浜松へいざゴー・ライド!! オフロードマシン総合誌『ゴー・ライド』創刊から2年(本誌掲載当時)。3年目を迎えるにあたり、林道ツーリング企画ではもちろん、林道つないで1200km旅などなど[…]
東京・芝大門を出発し、千葉・犬吠埼へと至る"芝犬ラリー"!! '21年冬、ゆく年の反省とくる年の抱負を胸に、筆者(ゴー・ライド副編コイ)は愛車CRF250L['21]とともに、林道を走り抜けてどこかス[…]
青き森を走る〜みちのく林道ツーリング 現在では福島以北を指す"みちのく"。そんな東北地方の上東北にスポットをあて、ゴー・ライド副編集長コイがツーセロとともにロング林道ツーリングを敢行。北海道よりも近い[…]
人気記事ランキング(全体)
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
エクステリアはより力強く、そして個性的に 今回のモデリスタのコンセプトは、その名も「Dandy mode(ダンディモード)」だ。彫刻的な立体表現を随所に用い、街中はもちろんのこと、オフロードにおいても[…]
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
動きが渋い鍵穴に潤滑剤はNG! ・・・の前に ちょっと前に「キーの回りが渋くなってきた鍵穴に、潤滑剤を吹きつける(注入する)のはNG!」という情報がネット上で広く流れました。その理由は一時的に動きが滑[…]
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
最新の記事
- スーパーカブに新アイデア! ブレーキペダルひとつで後輪ブレーキとパーキングブレーキを兼ねる構造の特許
- 「バイク型ライドコースターで新感覚を堪能だ! 」富士急ハイランド&鈴鹿サーキットパークでGWをフルスロットルで楽しんじゃおう
- 【2025年4月版】シート高780mm以下の400ccバイク11選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 【500円で】バイク磨きの超定番「ユニコン カークリーム」はヤマハも純正採用、じつは汚れ落とし最強説
- 脳が混乱する…ッ!! 60年前の「カワサキ500メグロK2」に当時を知らないライダーが乗ってみた!
- 1
- 2