飛び散るブラスト…”悲惨”な”飛散”を防ぐチープな裏技!!【箱を使わずにウェットブラストしたい方は是非トライしてみて】

どうしても大掛かりになってしまうサンドブラストやウェットブラストを、専用のガレージを持たない一般家庭でもやることはできないか? なんてことを考えつつ試行錯誤してるうちに、こんなことを思いつきました。 設備はチープでも効果はシッカリ! 興味ある方は是非試してみてください♪
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
【YouTubeクリエイター:DIY道楽テツ】バイク雑誌の編集に携わったのち、20年以上の溶接の経験を活かしてDIYに勤しむYouTubeクリエイター。「バイクを元気にしたい!」というコンセプトで定期的に動画を配信している。最近では徒歩旅に目覚めたという。’76年生まれの2児の父。[URL]DIY道楽(メインチャンネル) / のまてつ父ちゃんの日常(サブチャンネル)
【お手軽テクニック】ウェットブラストをやってみたかった方へ贈る! 箱を使わないソーダブラストです。
サンドブラストやソーダブラストをやってみたいけど、ブラストキャビネットが高くて手が出せなかったり、置く場所がなかった方へ、こんなアイデアはどうでしょうか?
下カップ式のサンドブラスターで、重曹を研磨剤にした「ソーダブラスト」にハマってます
御大層な設備を作るのが嫌で、簡単なサンドブラスト(ウェットブラスト)を色々と試行錯誤してきましたが、どうしても専用の箱(ブラストキャビネット)がないと苦労するのが、メディアの飛び散り(飛散)。
一番ヤバい形状
例えばこんな形状のものにウェットブラストをかけると、
ぎゃーー!!!(自分に跳ね返ってきます)
ぶしゃー!!
悲惨です…飛散だけに!!!(失礼)
でも、これは笑い事じゃなくて、周囲に飛び散るのもそうですけども、なんたって自分自身に跳ね返ってくるので、ソーダブラストだったら体中真っ白になるし、ガラスビーズを使ったウェットブラストとなるととても痛い目に遭います(←危険!!)。周囲に飛び散っちゃうし、良いことなかったんですよ。
やっぱり「ブラストキャビネット」が必要なのかと思っていたのですが、ふと思いついたアイデアを形にしてみました。
使うのはこれ↓↓↓ ↓↓↓
ペットボトルのキャップに穴を開けました。
ペットボトルのキャップに12mmの穴を開けまして、ブラスターのノズルに通します。
そんでもって、そのキャップの部分にぶった切ったペットボトルを取り付けると、
なんか電波受信しそうな形状?
ほらっ!!!
もう、お分かりですよね??
試しに吹き付けてみましょう。ぶしゃー!!
これは予想以上!
90%以上の飛び散りを防ぐことができました。
ブラストかけてるところをはっきり見ることができないのは難点ではありますが、周りはもちろん自分自身に飛び散ってこないので格段に快適性が跳ね上がりました。
重曹を使ったソーダブラストですが、ここまで部品をきれいにすることができます。
このアイデアを応用すればもっともっと発展しそうなので、これからも試行錯誤を繰り返していきたいと思います。
この記事が、どこかの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました!
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
カスタムスピリットから生まれた英国ブランド まずMUTT Motorcyclesというブランドについておさらいしておこう。2016年、英国バーミンガムでカスタムビルダーのWill RiggとBenny[…]
50レプリカのフルサイズからミニバイクレースを経てデフォルメフルサイズへ! VR46カラーのTZR50……実はヨーロッパで1997年から2012年まで生産されていたイタリアのミナレリ製エンジンで、現地[…]
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
オーバー500cc・ビッグシングルの力強さ 世界最古クラスの英国ブランド、BSAが再び日本に上陸した。 歴史的ビッグネームの「ゴールドスター」は1938年から1963年まで製造された、BSAの代名詞の[…]
潮風と愉しむ瀬戸内の海の幸をその場で堪能せよ! ツーリングで心地よい疲労を感じた体に染みわたる、とびきりの港メシはライダーにとって最高の贅沢だ。IKEDA PORT MARCHÉでは、島の牡蠣や地魚を[…]
最新の投稿記事(全体)
用品から観光までバイクライフが広がる一日 「茶ミーティング」の最大の魅力は、その出展ブースの多様性にある。国内外のオートバイメーカーや用品メーカー、卸商といった我々ライダーにはお馴染みの企業が多数参加[…]
日本の免許制度を考慮してナナハン4気筒と同時開発 GS750の弟分。世間にはそういう見方をする人がいるけれど、’76年から発売が始まったGS400を弟分と呼ぶのは、少々語弊があるのかもしれない。なんと[…]
FLHX ストリートグライド:ワイドグライド譲りのファイヤーカラーも選べる! 2025年式ストリートグライドは、その象徴的なバットウイングフェアリングとLEDライトを融合させたモダンなスタイルを持つグ[…]
ドライブのテンションを爆上げ! SNSで話題沸騰のミニシンバル 車での移動時、退屈な信号待ちや渋滞でさえも、一瞬にして車内が刺激的なステージに変貌するギアが存在する。それがHiizle 車用ミニシンバ[…]
カスタムスピリットから生まれた英国ブランド まずMUTT Motorcyclesというブランドについておさらいしておこう。2016年、英国バーミンガムでカスタムビルダーのWill RiggとBenny[…]
- 1
- 2