レーシング女子・岡崎静夏、ホンダCB1000ホーネットSPに乗る「CBRーRRエンジンを公道でカジュアルに!」

2025年1月から日本市場にも導入が開始されたCB1000ホーネットシリーズは、ベースエンジンの素性やアグレッシブなルックスとは裏腹に、公道での扱いやすさも重視したモデルのようで、ツーリングを満喫した岡崎静夏さんも大絶賛!!
●まとめ:田宮徹 ●写真:楠堂亜希 ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
【岡崎静夏 おかざき・しずか】ルックスはキュートだけど、全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに長年参戦し、2024年はランキング4位を獲得した驚速女子!!
従順で力強いエンジンと軽快な旋回性を生む車体
2024年はついに全日本ロードレース選手権で表彰台に立ち、次の目標はもちろん初優勝なのですが、先輩たちから「レースは積み重ねが大事。開幕から優勝狙いではなく、まずはもう一度表彰台に上がる意識で!」とアドバイスをいただきました。
たしかに私の性格を考えたら、あまり意気込みすぎると開幕でぶっ飛んでシーズンを棒に振るなんてことにもなりそう…。一歩ずつ着実に、上を目指していきます!
そのために、このシーズンオフは相変わらず地道なトレーニングを続けているのですが、その合間にCB1000ホーネットSPで何度かお出かけしてきました。
2025年1月から日本市場にも導入が開始されたCB1000ホーネットシリーズのエンジンは、SC77の型式を持つ2017 ~2019年型CBR1000RR用がベース。それでいてメーカー希望小売価格は、今回乗った上級版のSP仕様でも158万4000円、装備が省かれたスタンダードなら134万2000円と、エンジンの素性を考えただけでも、かなりおトク感のある設定です!
そんなRRエンジンは、全回転域でとてもスムーズ。元々はスーパースポーツ用とはいえ、排気量は999ccもあるし、公道で楽しむことを主題にホーネット専用の仕様変更も加えられているため、低回転域から十分なトルクも発揮します。繊細な制御のおかげで、スロットル操作に対して忠実に反応してくれるため、ドンと意図せず加速してしまうようなことは皆無。低回転域から“力持ち感”のあるエンジンですが、扱いやすさも備わっています。
可変排気バルブ機構を搭載するSP仕様の場合、最高出力は158ps。RRのベースエンジンが192psだったことを考えるとかなり余裕を持たせてあり、余りあるパワーという感じではないのですが、それでも太いトルクと排気音で鋭く加速し、高速道路でもあっという間に制限速度まで達してしまいます。
そしてこのパワフルなエンジンを、全体的に高剛性で前傾姿勢がキツいスーパースポーツの車体ではなく、もっとカジュアルに楽しめるのが、ホーネットの大きな魅力です。
公道で自在に操れる軽快な車体も魅力!
スパルタンな印象もある外観ですが、意外と足着き性は悪くなく、またがった瞬間から扱えそうな感触。バーハンドルは適度にアップライトな位置にセットしてあり、爽快なワインディングだけでなく、狭い場所や市街地、路面が多少荒れた峠道などでも自在に操れるライディングポジションになっています。
180サイズのリヤタイヤを履いていることも効いているのか、コーナリングはとても機敏。リッタークラスの4気筒モデルとしては軽めとはいえ、それなりの車重があるのに、ヒラヒラと軽くターンでき、走らせているときの軽快感は600ccクラスと錯覚するほどです!
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。