スズキ・GSX-R750/400(油冷)をベースマシンとした’80年代後半はヨシムラにとってひとつの絶頂期で、1985、1986年と2年連続で辻本聡選手がTT-F1クラスを制覇。写真は、翌’87年のデイトナ200マイルレースに挑戦した際のもので、ゼッケン1を付けたマシンにまたがるポップ、その右隣に奥さまの直江さん、左の赤いシャツが辻本選手で、その右隣が2代目社長の不二雄。
創業以来、長きにわたってライダーをサポートし続けているメーカー/企業が、ここ日本には数多くある。中でも、50年を超える歴史を持つところは、バイク業界に訪れた大波・小波を乗り越えながら、常にライダーを見つめ、ライダーのために歩んできた。今年、創業70周年を迎えたヨシムラジャパン(以下ヨシムラ)は、今年3月に加藤陽平が新社長に就任し、ポップ吉村こと吉村秀雄の息子で、長年ヨシムラを率いてきた不二雄が相談 […]










