フロートチャンバーは過去に開けられた形跡があり、液体ガスケットが塗布されていた。フロートチャンバー側に張り付いたガスケットはカチカチに硬化して、ボディ側の痕がくっきりと残っている。また、下辺の加速ポンプジェット部分のOリングも丸い断面が潰れて平らになっていて、これでは十分なシール効果は期待できない。
1955年の創業以来、2ストロークメーカーとして成長を遂げてきたヤマハ発動機。そんなヤマハで初の4ストロークトレールモデルとして1980年に登場した「XT250」。新開発の単気筒250ccエンジンをダイヤモンド型フレームに搭載し、空飛ぶサスペンションと称されたモノクロスサスペンションを装着したXTは、多くのオフロードユーザーを虜にしました。そんなXTに装着されていたキャブレターは、加速ポンプ付きの […]


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