春到来! だけどツーリングの前には『ブタと燃料』で愛車チェックを忘れずに! バイクだけじゃなくて自分の装備も大丈夫?
ツーリング前に自分のバイクの状態はしっかりチェックしましょう! ではどこを見ればいいのか? まずは「ブタと燃料」という言葉を覚えておきましょう!
●文:石神邦比古 ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
ツーリング前のルーティーン! 「ブタと燃料」でバイクの状態をチェック!
みなさん、バイクでツーリングに出かける前にしっかり点検は行っていますか?
バイクには故障によるトラブルを防ぐため法的に定期点検が義務付けられていますが、日常的な点検でより確実に「万が一」を回避できます。そして、バイクの状態が万全であることはツーリングの充実感にも直結します。
今回はツーリングに出かける前にサクッと点検できる「ブタと燃料」というチェック項目をご紹介します!
「ブ」
ブタと燃料」最初のひとつは「ブ」の「ブレーキ」です。
バイクが走る上でもっとも重要な安全装置であるブレーキの動作確認はとくに重要です。
バイクを前後に押し引きしてブレーキレバーを握り、しっかりバイクが止まることを確認します。リアブレーキの確認はバイクに跨った状態で行うといいでしょう。
また、ブレーキが効くことを確認するだけでなく、消耗品である「ブレーキパッド」「ブレーキローター(ディスク)」の確認も重要です。すぐに消耗するものではありませんが、ブレーキシステムは基本的にパッドとローターの摩擦でバイクを止める構造なので、だんだんと削れていきます。
これらのパーツは劣化とともに制動力も落ちてしまうので、適切なタイミングでの交換が大切です。
「タ」
次は「ブタと燃料」の「タ」、「タイヤ」です。
バイクは前後2本のタイヤで走る乗り物で、走行中に地面に接地しているのはこのタイヤのみ。こう表現すれば、いかにタイヤのコンディションがバイクで安全に走るために重要なものが伝わるでしょうか。
タイヤも消耗品ですので、走るうちにだんだんと表面が削れてきます。ある程度使用したタイヤには「スリップサイン」というものが現れ、これが交換の目安となります。
このサインが出た状態での走行は「タイヤが性能を発揮できない」ので、新品の時期に比べてリスクが増えます。スリップサインがでたら、タイヤは速やかに交換しましょう。
また、スリップサインが出ていなくてもゴムを主成分に構成されるタイヤは時間とともに劣化します。
経年劣化したタイヤは表面に細かなヒビが現れたり、新品時より明らかに硬くなっているなど、触れたり観察すればわかる変化があるので、心配な場合はスリップサインが出ていなくても交換した方が良いでしょう。
そして、タイヤにおいてもうひとつ重要なチェックポイントが「空気圧」です!
タイヤの空気圧は気づかないうちに少しずつ減っていきます。空気圧が下がると乗り心地が悪くなるだけでなく、バイクの操作性も悪くなり、極端に空気圧が低い場合は事故や故障に繋がる恐れもあります。
バイクのタイヤにはそれぞれ適正な空気圧があり、たいていチェーンガードなどに貼られたシールに記載されています。
ガソリンスタンドやバイクを購入したお店などで空気を入れることができるので、エアゲージを見ながら適切な量の空気を入れましょう。
空気は入れすぎても良くないので、適正値が大切ですよ!
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。