隣り合うキャブボディに挿入されているフューエルジョイントパイプ両端のOリングは、フロートチャンバーに流れ込むガソリンを外部に漏らさないための重要な部品。ジェットやニードルのセッティングが若干ズレていても、いきなり走行不能になることは少ないが、Oリングが劣化してガソリンが漏れれば、最悪で車両火災につながるリスクがあるので、長期不動車のキャブレターメンテナンスを行う際は、Oリング交換の方が必須と言っても過言ではない。

「キャブレター号機」って何のこと? 製造年数が長い車種は型式によってキャブが様々。オーバーホール前に確認を〈MD50郵政カブ〉
2025/04/16