レーシング女子岡崎静夏の『いつもバイクで!』【CB250R編】頼りがいのある車格で俊敏なところが好き!
レースシーズンは終了したけど、11月はイベントにも引っ張りだこでやっぱり多忙な岡崎静夏さん。でも、冬を迎える前にプライベートなツーリングも楽しんでおきたいなあ……というわけで、今月の相棒にはサクッと楽しめるCB250Rをチョイス!
●まとめ:田宮 徹 ●写真:楠堂亜希 ※当記事は(株)内外出版社ヤングマシン掲載記事(2024年1月号)の内容を編集・再構成したものです。 ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
’22年夏の仕様変更によりさらに好感度アップ!
’23年の全日本ロードレース選手権シリーズは、10月中旬に三重県の鈴鹿サーキットで全日程が終了。最終戦のレース結果は15位でしたがシリーズランキングは12位となり、昨年より2個上がりました。今季は6レースだったのですが、全戦でポイントを獲得。もしかしたら、これは自身初かもしれません。
珍しくケガしていない状態でシーズンオフに突入するので、この冬はオフロードのトレーニングもいっぱいやりたいと思っていますが、それだけでなく、ツーリングもたくさん楽しみたいと考えています。
そこで今月は、冬のショートツーリングにも最適なバイクとして、気軽にスポーティな雰囲気を満喫できるCB250Rをお借りしました。
以前にも何度か乗ったことがあるバイクですが、’22年夏にマイナーチェンジが施されて以降では今回が初めて。とりあえず市街地を流してみた第一印象は、「低中回転域の力強さが増している気がする……」というものでした。
’22年の熟成時に、エンジンは最新排ガス規制に適合化されているのですが、馬力&トルクの数値を落とすことなく、最大トルクの発生回転数は250rpm引き下げられました。逆に最高出力の発生回転数は500rpmアップしているのですが、いずれにせよこのときの仕様変更が、環境性能を高めるだけでなく乗り味にもプラスに働いているようです。
250ccクラスの単気筒エンジンなので、そもそもの特性として、4気筒のように高回転域での伸びを楽しむというよりは、低中回転域での優れたピックアップを生かしながら、早めの変速で操るほうが向いています。結果的にシフトチェンジの回数は増えますが、そのときにライダーの操作を助けてくれるのが、こちらも’22年の改良で新採用されたアシスト&スリッパークラッチ。シフトダウン時は後輪のロックを抑制してくれるし、クラッチレバーの操作荷重は軽くなります。つまり、シフトアップとダウンのどちらでもメリットを感じられる装備です。
また、エンジンでもうひとつ好印象だったのは排気音。音量は常識的にもかかわらず、250ccクラスの単気筒モデルとしては太めのサウンドがライダーに伝わってきて、気分を盛り上げてくれます。
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。