20代バイク乗りが集まる”U30スズキセイフティスクール”参加して来たぞっ!【肩肘張らずに乗って覚えるバイクの操縦】

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スズキが30歳以下の初心者を対象に行うスクール”U30スズキセイフティスクール2023″の第1回が、浜松で開催された。つい先日大型免許を取得し、晴れてGSX-8Sのオーナーとなった”ギリ20代”の筆者が、自慢の愛車とともに”脱初心者”を掲げて当スクールを体験してきた!

●文:ヤングマシン編集部(アズマ) ●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:スズキ

30歳以下のバイク初心者を対象にスズキがスクールを開催

バイクの免許は取ったけど、公道に出るのはまだちょっと怖い。あるいは、久しぶりに乗りたいけれど、乗り方に不安がある。そんな「基本的な”バイクの乗り方”を学び直したいライダー」は意外と多いのではないだろうか。

かくいう筆者もそのひとり。というのも、私事ながら先日晴れて大型免許を取得し、人生初の大型バイクが納車されたタイミング。もしテクニック不足が原因で万が一のことを起こしてしまったら…考えるだけで悲しすぎる!

と、そんなときに開催がアナウンスされた”U30スズキセイフティスクール”。30歳以下かつスズキユーザーのバイク初心者を対象とした安全運転講習スクールだ。面白かったのは、基本的には教習車を用いるのではなく、自分の愛車で受講できるというところ。

確かに、Uターンなどの実践的な技術は普段乗る車両で磨いてこそだし、逆に公道にないようなスラロームコースを愛車でクリアするのはエキサイティングな体験に違いない。まるで相棒としてスズキ話題の新作、GSX-8Sを選んだ私を狙い澄ましたようなイベントではないか!

コロナ禍とともに火がついたバイクブームだが、それゆえにリアルイベントの開催は難しかった。今回の”U30スズキセイフティスクール”も2019年以来3年ぶりの開催だ。しかし、初心者ライダーが増えたからこそ、こうしたビギナー向けの講習会が求められていることは間違いない。ということで、ヤングマシンのビギナー代表として、早速このスクールを受講してきたぞ!

自車でこそ学びたい基本操作を乗って体験!

朝10時の開会式に合わせ、続々と集まる参加者たち。男女とも顔ぶれはさまざまで、ジクサーSF250の納車を翌週に控えた参加者や、コロナ禍前の当スクール経験者、すなわちリピーターもいた。まだ購入前なのに上下をライディングウェアで揃えて参加する方もいて、かなりのヤル気が窺える。

なお当日は炎天下。かなりの暑さではあったものの、日陰やドリンク、身体を冷やすための氷水の用意があったほか、タームごとに十分な休憩が挟まれ、体調面に特段の問題はなかった。

まずは座学! ヘルメットや日常点検の重要性を再確認

開講式としてインストラクターの方々から挨拶をいただいた後、座学としてヘルメットを正しく被ることの重要性や、バイクという乗り物の車体特性、日常点検の基礎「ブタトネンリョウ(ブレーキ/タイヤ/トウカルイ(灯火類)」など、公道で走行する/車両のオーナーになるためには必須となる知識を改めて学んだ。

ストップ&ゴー/ブレーキング練習

座学の後はいよいよ乗車。コース内を回る慣熟走行を経て、最初の課題はブレーキングの練習だ。等間隔で置かれたパイロンを目印に加減速を繰り返すストップ&ゴーと、規定速度から目指した地点で停止する目標制動、インストラクターの指示したタイミングで停止する反応制動を行なった。ここまでは基本操作だが…?

走行に不安のある参加者は、インストラクターがしっかりバックアップ。後半には見違えるように車体を操っていたのが印象的だった。

スムーズなUターンを! 定常円旋回

昼休憩を経て、お次はパイロンのまわりを低速で一周する”定常円旋回”。ハンドルを左にフルロックしてスロットルを開き、半周ずつ旋回する。これが怖い! 要はUターンの練習で、こちらも基本操作の範疇なのだが、初回点検が終わったばかりの愛車ともなると及び腰にもなるさ!

しかし、インストラクターの方のフォローもあって徐々に上達。横で支えてもらえるというだけで、安心感は段違いだ。これで道を間違えてもすぐに引き返せるぞ。

目線は次のパイロンに! パイロンスラローム

お次はパイロンスラローム。教習所のそれより間隔が広く、始めは速度感や距離感が掴みきれずぎくしゃくしたものの、目線を次のパイロンに向けるよう意識するだけで、嘘のように車体操作がラクになる。

そうなってくると、車体をスポーティに操るバイク本来の楽しみを体感できる。座学でも伝えられた「目線の方向にバイクが進む」という二輪車の特性を、改めて理解することができた。

本日の締めくくり! コーススラローム

最後を締めくくるのは、前段のパイロンに加え、クランクやS字クランクといった教習所お馴染みの科目を織り交ぜて走る“コーススラローム”。ブレーキの強弱やタイミング、目線の向け方、ラインの取り方など、今回のスクールのまさしく集大成だ。

自分で言うのも何なのだが、一日を通して基本操作を再確認できたため、明らかにバイクの扱いが上達しているのを感じた。周回を重ねるごとにキビキビと車体を駆ることができるのだ。安全運転の心得を身につけた上でここまで教われば、公道では怖いものナシ!

インストラクターの先導車に続いて走行。加減速やリーンの度合いなど、車体操作のタイミングがよく分かる。

まとめ

今回スクールを体験してみて、バイクビギナーはもちろん、筆者のように乗り換えや納車のタイミングで改めて車体操作を学びたいという人にはピッタリだと感じた。事故を防ぎ、運転に慣れるためにはうってつけの場だ。

また、このスクールはU30が対象ということもあり、参加者同士の年齢が近いのが面白い。筆者のまわりには意外と同年代のライダーが少ないのでやや新鮮だったが、なんとなく距離感も近く、休憩時間も楽しく過ごすことができた。

本スクールは2023年中にあと2回が予定されており、9/3に兵庫県『阪神ライディングスク-ル』、10/9に埼玉県『セイコーモータースクール』が会場だ。スズキ車オーナーで10~20代なら、ぜひ受講してみることをおすすめしたい!

参加者は年齢が近いこともあり、スクールは全体的に和気あいあいとした雰囲気。肩ひじを張らずに乗車技術を向上させることができる。

高校の同級生2人で参加!

H氏(写真左)とK氏(右)は高校の同級生で、普段から一緒にツーリングに出かける仲。今回はお互いに誘い合わせて参加したそうだ。H氏の’01年式GSX-R750は参加車両の中でも異彩を放っており、コーススラロームは傍から見ていてなかなかの迫力。楽しんで走れたという。K氏はレンタルのGSX250Rで参加。一日中乗り回せて大満足とのことだ。

【H氏】

【K氏】


※本記事はスズキが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。