清掃とパーツ交換が終わってガソリンを流すと、案の定フューエルジョイントパイプからガソリンが漏れ出した。さほど汚れていなかったので漏れないことを期待したが、30年分の劣化は確実に進行しているようだ。5年間の不動期間中、ガソリンが触れずカラカラに乾いていたのもOリング劣化の原因のひとつ。ガソリンに浸りすぎると膨潤し、枯れるとヒビ割れが生じるOリングは定期的に交換すべきパーツだ。

「キャブレター号機」って何のこと? 製造年数が長い車種は型式によってキャブが様々。オーバーホール前に確認を〈MD50郵政カブ〉
2025/04/16