清掃とパーツ交換が終わってガソリンを流すと、案の定フューエルジョイントパイプからガソリンが漏れ出した。さほど汚れていなかったので漏れないことを期待したが、30年分の劣化は確実に進行しているようだ。5年間の不動期間中、ガソリンが触れずカラカラに乾いていたのもOリング劣化の原因のひとつ。ガソリンに浸りすぎると膨潤し、枯れるとヒビ割れが生じるOリングは定期的に交換すべきパーツだ。
吸排気系の仕様変更やエンジンコンディションに応じて、純正キャブレターのセッティングを可能にするのがキースターの燃調キットの特長ですが、同時に絶版車や旧車用キャブのオーバーホール用パーツとしても重宝されています。長期間ガソリンが抜けた状態で放置されたキャブのゴムパーツは収縮やヒビ割れが発生することが多いですが、燃調キットには最も重要であると同時に注文を忘れがちな連結パイプ用Oリングも入っています。そ […]










