ここで紹介するのは1985~1987年式スズキRG250ガンマ(GJ21B)の例。1987年式は並列エンジン最終型で、翌1988年からV型エンジンのRGV250ガンマに切り替わる直前のモデルとなる。装着されるキャブレターはフラットバルブを使用するミクニ製VM28型。左右のキャブ本体は燃料ホースとスターターホースで連結されている。
市販車に装着されている純正キャブレターではほぼ設定されることがない、サイズ違いのスロージェットやメインジェット、ジェットニードルを独自開発して、キャブセッティングを可能にしたのがキースターの燃調キットです。旧車や絶版車ユーザーにとって頼りになる存在ですが、燃調キットの中にはメーカーのパーツリスト上には設定されていない部品まで含まれている製品もあります。ここでは実例を交えながら、キャブレターのコンデ […]


















