中古相場もわかる! カワサキ「ニンジャ400」歴代モデル図鑑【2021モデル:ツール感のあるティール色】

工業的なティール色が目を引いた:カワサキ「ニンジャ400」歴代モデル図鑑【2021モデル】

Ninja650ベースの400版派生モデルだったNinja400が、Ninja250と共通の車体を採用するフルモデルチェンジを敢行したのは2018年のこと。以来、操りやすいスーパースポーツとして人気を集め続けている同モデルの魅力を振り返る。2021年モデルでは追加カラーが登場。なかでも、今までにない色味の“ティール(青緑)”を採用した新色が話題だった。


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:カワサキ

カラーバリエーションがすべて変更

2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあったが、400クラスはニンジャ400がベストセラーのままだった。

48ps/10000rpmの398cc並列2気筒エンジンにニンジャ250とほぼ共通の167kgの軽量な車体、ラジアルタイヤなどを組み合わせていながらも、価格は72万6000円。スポーティな外観ながらアップライトなライディングポジションで実用性も高く、ちょうどいい価格帯と高性能で人気を博していた。

2021年モデルでは、3つのカラーバリエーションすべて変更。ライムグリーン×エボニーのKRTエディションはアンダーカウルに白をあしらったニューグラフィックに。また2020年モデルでは黒×灰のツートンがラインナップされていたが、単色のメタリックスパークブラックと置き換わり、価格が1万1000円安くなった。

そして注目だったのが、パールナイトシェードティール×メタリックスパークブラックというニューカラー。同年のヤマハが海外で発表したYZF-R3も色名に“ティール”が含まれており、当時のトレンドのひとつといえたのかもしれない。どこかツール感を漂わせる、この青緑色は新鮮かつ強い印象をニンジャ400に加えていた。

KAWASAKI Ninja 400/KRT Edition[2021 model]

主要諸元■全長1990 全幅710 全高1120 軸距1370 シート高785(各mm) 車重167kg ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●色:緑×黒、青緑×黒[緑×黒] ●価格:71万5000円~[72万6000円] ●発売日:2020年10月1日 ※[ ]内はKRTエディション

【KAWASAKI Ninja 400[2020 model]】パールナイトシェードティール×メタリックスパークブラック

【KAWASAKI Ninja 400[2020 model]】メタリックスパークブラック

【KAWASAKI Ninja 400 KRT Edition[2020 model]】ライムグリーン×エボニー

KAWASAKI Ninja 400/KRT Edition最新相場情報

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