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【1976 YAMAHA XT500 [1E6]】このマシンがなければ、SRは生まれなかったかもしれないという一台。2ストロークが主軸だったヤマハが、初めて手がけた4ストローク大排気量単気筒の本格オフローダーだ。オフやダートが盛んなアメリカからの要望で、当時の2ストロークモトクロッサーをベースに開発し、軽さとパワーをとことん追求した。海外で1975年以先行発売され、国内は1976年登場(当時価格は37万円で、後のSR500より高額)。エンジンやシャシーの基本レイアウトはSR400/500のベースとなったが、マグネシウム製のエンジンカバーやパイプの径や肉厚が異なるフレーム&スイングアームなど、SRとの差異も多い。