
ホンダは、軽量コンパクトなクルーザーモデル「レブル500(REBEL 500)」の一部仕様とカラーバリエーションを変更し、2025年2月20日に発売すると発表した。価格は8万8000円上昇して92万4000円。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
ハンドル形状とシート内部の素材を見直して快適性アップ
新型レブル250/Sエディションと同様のライディングポジションまわりの変更を受け、「レブル500」がマイナーチェンジ。ハンドル形状を見直すことでポジションの最適化を図るとともに、シート内部のウレタン素材を変更することで快適性の向上を図っている。
さらに、別売りの純正アクセサリーにはETC車載器やグリップヒーターを追加設定。カラーバリエーションは「ガンメタルブラックメタリック」と「クラシカルホワイト」の2色設定だ。
2023年1月発売モデル以来のモデルチェンジとなり、その間の物価上昇の影響もあってか2025年モデルは8万8000円アップの92万4000円となっている。
最新排出ガス規制に適合した471cc並列2気筒エンジンやアシスト&スリッパークラッチ、4眼LEDヘッドライトをはじめとしたLED灯火類、ギヤポジションインジケーター採用の丸型デジタルメーターといった装備は継承。スペック表の数値で変更になっているのは全幅(820→810mm)のみで、WMTCモード燃費(27.9km/L)などの数値も従来通りだ。
HONDA REBEL 500[2025 model]
HONDA REBEL 500[2025 model]ガンメタルブラックメタリック
HONDA REBEL 500[2025 model]ガンメタルブラックメタリック
HONDA REBEL 500[2025 model]クラシカルホワイト
HONDA REBEL 500[2025 model]クラシカルホワイト
通称名 | Rebel 500 |
車名・型式 | ホンダ・8BL-PC60 |
全長×全幅×全高 | 2205×810×1090mm |
軸距 | 1490mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 690mm |
装備重量 | 191kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 471cc |
内径×行程 | 67.0×66.8mm |
圧縮比 | 10.7:1 |
最高出力 | 46ps/8500rpm |
最大トルク | 4.4kg-m/6000rpm |
始動方式 | セルフ式 |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 11L |
WMTCモード燃費 | 27.9km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 130/90-16 |
タイヤサイズ後 | 150/80-16 |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク(ABS) |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク(ABS) |
価格 | 92万4000円 |
車体色 | 黒、ベージュ |
発売日 | 2025年2月20日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA] | 新型クルーザー)
ライディングポジション変更のおかげで操縦性も大幅アップ! 私が参戦する全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスは、5月下旬にシーズン初戦を迎え、私自身も今季のさらなる走りの進化に期待しているのですが[…]
Honda Rebel 500(2020) 大人気モデルへと成長したレブル250と同じスタイリング&ボディサイズでありながら、約2倍の排気量となる471ccの直列2気筒エンジンを搭載したレブルシリーズ[…]
排気量“500cc”バイクの魅力って? Hondaがラインアップする人気シリーズ「レブル」&「CL」シリーズ。 中でも、レブル250とCL250は幅広い層に人気を集めていて、街中やツーリング先でもとて[…]
約8割が選ぶというEクラッチ仕様 「ずるいですよ、あんなの売れるに決まってるじゃないですか……」と、他メーカーからの嘆き節も漏れ聞こえてくるというホンダの新型モデル「レブル250 Sエディション Eク[…]
Rebel 1100 S Edition Dual Clutch Transmission 新しくタイプ追加されたのは、アクセサリーを標準装備し個性を演出する「Rebel 1100 S Edition[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA] | 新型大型二輪 [401〜750cc])
Honda Rebel 500(2020) 大人気モデルへと成長したレブル250と同じスタイリング&ボディサイズでありながら、約2倍の排気量となる471ccの直列2気筒エンジンを搭載したレブルシリーズ[…]
排気量“500cc”バイクの魅力って? Hondaがラインアップする人気シリーズ「レブル」&「CL」シリーズ。 中でも、レブル250とCL250は幅広い層に人気を集めていて、街中やツーリング先でもとて[…]
2003年モデル概要:MotoGP直系の先進技術を取り入れたSSとして登場 発売は2003年7月4日。2003年当時、最先端のMotoGPマシンだった「RC211V」で培った先進技術とスタイリングを随[…]
2024年モデル概要:排ガス規制に適合し、実質的な値下げを敢行 2020年モデルでは平成28年排出ガス規制(≒ユーロ4)対応だったため、2022年11月以降は車両の生産自体が不可となっていたが、その後[…]
以前、Honda E-Clutchを開発した方々にインタービューしたとき「最初はHonda E-Clutchなんていらないと思っていたけれど、一度乗ったら考えが変わった」という話をお聞きしました。 じ[…]
人気記事ランキング(全体)
50年の眠りから覚めたBSA、復活のファーストモデルがゴールドスター 世界最古クラスの英国ブランド、BSAが再び日本に上陸した。輸入を手掛けるウイングフットが「BSA ゴールドスター」を取り扱い“ほぼ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
シリーズ累計で約3万台を生産したW1の系譜 約9年に及んだ販売期間の中で、W1シリーズの人気が最高潮に達したのは、ペダルの配置が左:シフト/右:リヤブレーキに改められたW1SA。それに次ぐのはツインキ[…]
懐かしの四角ライトに極太のブロックタイヤ 1987年に発売されたやまは「TW200」は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人[…]
ヤマハFZ400R:ワークスマシンと同時開発 市販レーサーと同時開発したNS250Rがリリースされた1984年5月。 400クラスにも同様の手法で開発されたマシンが、ヤマハから世に放たれた。 FZ40[…]
最新の投稿記事(全体)
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
ライディングポジション変更のおかげで操縦性も大幅アップ! 私が参戦する全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスは、5月下旬にシーズン初戦を迎え、私自身も今季のさらなる走りの進化に期待しているのですが[…]
2024年モデル概要:赤×黒の熱いカラーリング 「エキサイティング&イージー」をコンセプトに掲げるZ900は、カワサキのフィロソフィーを体現したかのような、先鋭的な「Sugomi」デザインが特徴。エン[…]
懐かしの四角ライトに極太のブロックタイヤ 1987年に発売されたやまは「TW200」は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人[…]
ヤマハFZ400R:ワークスマシンと同時開発 市販レーサーと同時開発したNS250Rがリリースされた1984年5月。 400クラスにも同様の手法で開発されたマシンが、ヤマハから世に放たれた。 FZ40[…]
- 1
- 2