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[画像 No.34/58]「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」

スイングアーム|ホンダ|「50年でここまで変わるか?」プロが解説! スイングアームの理論と歴史「見た目も中身も全然違う」
機種数35と最大派閥となったホンダは、採用しているスイングアームの素材や製法も数多く、5項目すべてに採用車が存在。ただし鉄製の多くはカブ系で、中〜大型車はアルミ材の変形型が主流となる。この変形型だけで素材の割合を見ると、鉄が12%、アルミが88%と後者がが圧倒的だ。
1970年代は単なる鉄の丸棒だったスイングアーム。しかし操縦安定性の理論が進化するとともに、角形やアルミ、そして異型へと素材や形状は変化を続け、2024年に登場したドゥカティの新型パニガーレV4では“なんじゃこりゃ!”と声が出そうな穴開きの超斬新形態に…。操安だけでなく、デザインにも大きな影響を与えるこのパーツを、バイク開発のプロの解説で学んでみよう。 目次 1 剛性を求め丸から角へ。そしてしなり […]