カワサキ「Z900RS」が東京モーターショーで世界初公開されたのは2017年、つまり今から5年前だ。この機に歴代のカラーリングを振り返ってみたい。2019年のZ900RSは火の玉カラーなどが継続されたが、カフェのほうにはニューカラーが投入された。
●文:ヤングマシン編集部
初期型からわずか7か月後に次年度モデルを発売
国内では2017年12月にZ900RSが、そして2018年3月にはZ900RSカフェが発売されたが、予想を超える受注があったためか、カワサキは2018年5月~6月に相次いで次年度モデルを発表している。
Z900RSは最初に登場したカラーリング×2色をそのまま継続し、Z900RSカフェは「ストームクラウドブルー」および「メタリックグラファイトグレー」が追加された一方で「パールストームグレー」が廃止に。カフェの「ヴィンテージライムグリーン」はそのまま継続された。いずれも価格は据え置きだった。
この2018年からZ900RS/カフェは小型二輪401cc以上のクラスの国内販売台数ランキングを4連覇。2022年上半期も同クラスでぶっちぎりのトップを快走している(二輪車新聞調べ)。
欧州仕様も同様の流れを踏襲したが、Z900RSカフェに追加されたのはメタリックグラファイトグレーのみ。また、Z900RSの2018年モデル欧州仕様にのみラインナップされていた「メタリックマットコバートグリーン×フラットエボニー」は、写真ではギリギリ判別できる程度の色味変更が実施され、「メタリックマットコバートカーキ×フラットエボニー」と名を変えた。見比べると、マットグリーンの“マットみ”がわずかに増している。
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欧州仕様も同様の流れを踏襲したが、Z900RSカフェに追加されたのはメタリックグラファイトグレーのみ。また、Z900RSの2018年モデル欧州仕様にのみラインナップされていた「メタリックマットコバートグリーン×フラットエボニー」は、写真ではギリギリ判別できる程度の色味変更が実施され、「メタリックマットコバートカーキ×フラットエボニー」と名を変えた。見比べると、マットグリーンの“マットみ”がわずかに増している。
KAWASAKI Z900RS[2019年モデル]※2色とも2018年から継続
主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 最低地上高130 シート高800mm(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●発売時価格:黒=129万6000円/茶×橙=132万8400円(消費税8%込み) ●色:茶×橙、黒 ●発売日:2018年7月1日
KAWASAKI Z900RS CAFE[2019年モデル]
主要諸元■全長2100 全幅845 全高1190 軸距1470 最低地上高130 シート高820mm(各mm) 車重217kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●発売時価格:135万円(消費税8%込み) ●色:緑、青、灰 ●発売日:2018年8月1日(緑のみ10月15日)
参考:欧州仕様 2019年モデル
欧州仕様はシート高835mmのハイシートを標準装備している。
こちらはWheel & Wavesカスタムショーに出展された欧州流のカスタム。やはり4本出しは共通の合言葉か。
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