優れた空力特性とインナーバイザーを備えるSHOEIのフルフェイスヘルメット『GT-Air3(ジーティーエア スリー)』に、新たなグラフィックモデル『GT-Air3 LILT(リルト)』が登場する。発売開始は2025年1月で、受注期間生産モデルとなる。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
シンプルなトリコロールはオリジナルアレンジも楽しめる
GT-Air3のグラフィックモデル第6弾となるリルトは、スカイブルー/ホワイト/レッドの3色をシンプルに配色した、鮮やかで爽やかな印象をもたらしている。額部のSHOEIロゴはクラシックタイプで、スカイブルーを下地にレッドのロゴが鮮烈だ。また、側頭部に「ショウエイ・ヘルメット」と、やはりクラシカルなカタカナ書体のロゴをあしらっているところも、このグラフィックモデルのチャームポイントだ。
グラフィックモデルとしては“余白”が多いので、ステッカーやラップフィルムなどでアレンジして楽しむにも適しているだろう。
GT-Air3は、優れた空力性能と防眩効果の高いインナーサンバイザーを備えることで、ツーリング特性を高めたフルフェイスヘルメットだ。
従来モデルと比較すると、走行中に上方へ浮き上がる力を11%、前方から押しつけられる力を6.5%軽減している。これによって高速走行における身体の疲労、とくに首にかかる負荷を抑えられるので、長距離ツーリングを快適にこなせる。
左側面に設けられたレバーで開閉できるインナーサンバイザーは、欧州サングラス規格に匹敵する性能を持つ。朝夕の逆光、トンネルを抜けた直後の直射日光、雨上がりで日光を反射する路面などの状況で、しっかりと視界を確保する。
防曇効果の高いピンロックシールド、シールド微開ポジション機能、センターロック式シールドを備えるほか、ハイブリッド生地を採用した内装は肌心地もよく、長時間におよぶ装着でも快適さを維持する。さらに、従来モデルと比較して流入量は1.2倍、排出量は1.8倍に高められたベンチレーションシステム、マイクロラチェット式あご紐、緊急用ヘルメット取り外しシステム『E.Q.R.S.』も備える。
また、『SHOEI COMLINK』セナ製SRL3、サインハウス製B+COM SX1をスマートに装着できるのも、最新版となるGT-Air3の特徴だ。マスツーリングでもソロツーリングでもマストアイテムとなったインカムを装着しても、帽体のシルエットはシャープなままだ。
長距離ツーリングはもちろんだが、毎日の通勤・通学でもその真価を存分に発揮してくれるフルフェイスヘルメットだ。
SHOEI GT-Air 3 LILT
●価格:8万300円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:赤×青(TC-10) ●規格:JIS ●構造:AIM+ (Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードK、チンカーテンR、シリコンオイル、サービスツール、防曇シート、防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●2025年1月発売予定(受注期間限定)
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