
街中から山岳路まで走る場所を選ばないスポーツアドベンチャーツアラーとして人気を集めるVストロームシリーズ。 その長兄となるVストローム1050の’24モデルが登場。 カラーリングのみにとどまる変更だが、物価高の中ではうれしい価格据え置きとなっている。発売日は2024年5月17日だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:スズキ株式会社 ●外部リンク:スズキ株式会社
装いを新たにしたスズキ スポーツアドベンチャーの長兄
Vストローム1050は低中速域のトルクを維持しながら高回転域での伸びがある、1036cc水冷4サイクル90°VツインDOHC4バルブエンジンを搭載し、スズキ独自の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用している。
【SUZUKI V-STROM1050】■全長2265 全高1470 シート高850(各mm) 車重242kg ■水冷4ストV型2気筒DOHC4バルブ 1036cc 106ps/8500rpm 10.1kg-m/6000rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量20L ■ブレーキF=ダブルディスク R=ディスク ■タイヤF=110/80R19 R=150/70R17 ●色:青/黒 橙/マット黒 黒/マット黒 ●価格:162万8000円
これにより、 IMU(慣性計測装置)等のデータを組み合わせる「モーショントラック・ブレーキシステム」のほか、クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ/ダウンが可能な双方向クイックシフトシステム、クルーズコントロールなどの便利な機能が利用可能だ。
さらにS.I.R.S.の設定状況を含む様々な情報は、視認しやすい5インチ大画面カラーTFT 液晶メーターに表示される。また高さ調整が可能なウインドスクリーンに加え、頑強なスタイルを演出するアルミ製のテーパー形状のハンドルバーを標準装備しており、長距離ツーリングに求められる使い勝手や利便性への配慮も抜かりない。
もちろん、Vストロームシリーズのアイコンともいえる「クチバシ」デザインはそのまま継続。’88 年発売のスズキ初のアドベンチャーツアラー「DR-BIG」の DNA を継承しつつ、より現代風にアレンジすることで力強いイメージを醸し出している。
’24モデルでは、スペックや機能、デザインはそのままにカラーリングを変更。価格は162万8000円と’23モデルから据え置きとなっている。
カラーバリエーション
グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2 (A3X)
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