ヤングマシンの創刊50周年を記念し、モニター車として手配した4台の新車バイク。本記事では、北海道のH・K氏によるホンダ スーパーカブ110のレポートをお送りする。さっそく日常の足として活用しているほか、お子様たちも夢中になってタンデムシートにまたがっているそうだ。
●取材協力:ホンダモーターサイクルジャパン
靴を選ばず乗れるカブのシーソー式シフトペダル
スーパーカブ110が納車されておよそ1ヶ月。仕事に家庭に忙しく、まとまった時間が作れず遠出できないことに悶々とする日々。
しかし! この相棒は、スキマ時間を使って忙しい私を癒してくれる優れものでした。
仕事から帰ってちょっと小腹が空いたなと思ったら、ギア付きのバイクにもかかわらず、スーツ姿に革靴のままでも、普段着でスリッポンの靴でも、すぐに乗って買い者に出かけられるフットワークの軽さが気に入っています。
今ほかに所有しているバイクは大きくて重いバイクなので、靴や服を選ばず乗れるのは本当にありがたいですね。
ちょっとした買い物に便利なコンビニフック/コンテナも搭載!
スクーターと違ってメットインスペースがないので、最初は収納に困るかと思っていましたが、コンビニフックを使えば何も手を加えなくてもちょっとした買い物に使えます。
おかげでセコマ(セイコーマート、北海道で有名なコンビニ)がさらに近くになりました。ホットシェフ(セコマの店内調理品)が私のおやつです。ちょっとしたものが欲しくなったらすぐに買いに行かせてくれるし、さらには歩かなくてもいいので幸せ太りしそうです。
また、最近はホームセンターでコンテナを買ったおかげで、妻が仕事で車を使っていてもバイク用品店やコストコへ買い物に行けるようになり、日常の足として大活躍しています。用品店では整備工具を購入できましたし、コストコでは業務用の洗濯洗剤も持ち帰ることができました(さすがにトイレットペーパーは無理でした)。
スクーターのメットインスペースと違ってコンテナだと蓋がない分大きいものでも持ち運べるのがとても便利です。欠点としては、雨が降ったら荷物が濡れてしまいますが…。
子供も気に入ってくれたスーパーカブ、夢はタンデムで送り迎えです!
さらにうれしい誤算だったのが子供たちにとても人気なことです。
所有しているもう一台は一人乗りなので、子供たちが触れる機会がほとんどなく、興味を持ってもらうことがほとんどありませんでした。
しかし、スーパーカブ110は後ろに乗ることができるので、荷台のタンデムシートにまたがらせたり、一緒に磨いたりすると、とても興味を持ってくれました。娘は一番好きなバイクはスーパーカブと言ってくれます。
私の夢は高校生になった娘を高校まで迎えに行き、娘が「もう! お父さん来なくてもいいって言ったでしょ!」といいながらもバイクの後ろに乗ってくれて一緒に帰ることです(妻はドン引きでしたが)。このままいけば夢はかなうはず…!
自分の好きなものに子供も興味を持ってくれるのは父としてとてもうれしいです。かわいらしいブルーメタリックな色調のスーパーカブは、子供にとって大きいおもちゃみたいな感覚のようで、私にとっても童心を忘れられない大人の実物大プラモデルのような感じがしてとても楽しいです。
今後は妻に怒られない程度にカスタムしたいと思っています。そして来月以降は時間が取れそうなので、相棒と一緒に北海道の雄大な自然を満喫したいと思います!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
1位:ホンダ新型「CB1000」8月時点最新情報まとめ ホンダがCB1000ホーネットをベースに、CB1300の後継機として開発を進めているというウワサの新型CB1000。その8月時点のスクープ情報ま[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
しっかりとした防寒対策をすれば冬ならではの魅力が楽しめる! じっとしているだけでも寒い季節…さらに走行風を浴びるバイクって何が楽しいの? と思われる方も多いかもしれません。たしかに寒さの感じ方は、人そ[…]
6速MT仕様に加えEクラッチ仕様を設定、SエディションはEクラッチ仕様のみに 2017年4月に発売され、翌年から2024年まで7年連続で軽二輪クラスの販売台数で断トツの1位を記録し続けているレブル25[…]
最新の関連記事(スーパーカブ110/プロ)
65年前に独自の車体構成で誕生したスーパーカブ 今から67年前の1958年に誕生したスーパーカブC100は、ホンダ創業者の本田宗一郎氏と専務の藤澤武夫氏が先頭に立って、欧州への視察などを通じて新機軸の[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
クラッチレバー不要でギヤチェンジできる自動遠心クラッチ 今から65年前にの1958年に誕生したスーパーカブC100は、ホンダ創業者の本田宗一郎氏と専務の藤澤武夫氏が先頭に立って、欧州への視察などを通じ[…]
110ccベースの4kW制限モデル=新基準原付か 2025年11月の新排出ガス規制導入によって現行モデルの継続生産が困難になり、新たに110~125ccのモデルをベースとした車両に4kW(5.4ps)[…]
人気記事ランキング(全体)
アッパーカウルはフランスで882.5ユーロ 1980年代のGSX1100S KATANAをモチーフにしたスペシャルモデルを製作することは、S2コンセプトのスタッフが何年も温めていたアイデアだった。それ[…]
【’09VMAX開発秘話】2リッター「音魂(オトダマ)」は失敗だった 新VMAXの開発には実に十数年の歳月が費やされた。このプロジェクトを長い間推し進めてきた中心人物は開発の経緯をおよそ次のように語る[…]
ライトグレーのボディにライトブルーのホイールが新鮮! ヤマハが「MT-25」の2025年モデルをインドネシアで世界初公開した。欧州で発表済みの兄弟モデル・MT-03に準じたモデルチェンジ内容で、現地価[…]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入されたスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および[…]
欧州&北米で昨秋登場した新型YZF-R3の250cc版 ヤマハはインドネシアで新型「YZF-R25」を発表した。2024年10月に欧州&北米で登場した新型YZF-R3と同様のモデルチェンジ内容とした2[…]
最新の投稿記事(全体)
2001年登場の先代1800/2018年登場の現行1800に適合 ミシュランが新型スポーツツーリングタイヤ「MICHELIN ROAD W GT(ミシュラン ダブリュー ジーディー)」を発表した。20[…]
レーシングマシン「R90S」を彷彿とさせるシルエットとオレンジカラー BMWは、BMWモトラッドのヘリテイジカフェレーサー「BMW R12S」を国内200台限定で発売すると発表。1月22日より200台[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
先日、バイク好きな友人と車でドライブしているときに(私は助手席だけれど…)ライダー同士がすれ違う際に、ピースをしあっている光景を見た。なんだか楽しそうなことしてるなーと思い、「あれって、車に乗ってる俺[…]
スパナプライヤー:刻みのないジョーが平行にスライド。スパナのように使えるプライヤー ストレートのスパナプライヤーは、細部の形状や仕上げは異なるものの、ヒンジの仕組みや特徴はクニペックスのプライヤーレン[…]
- 1
- 2