
読者による投票でその年のベストバイクを選出する企画”マシン オブ ザ イヤー”。’20のデビュー以来CT125が2連覇していた125ccクラスに、’22で新作ダックスが登場。どちらに軍配が上がるか注目されたが、見事CTが競り勝ち、3連勝した。このクラスは例年ホンダ勢が強く、10年連続でホンダが部門制覇。毎回上位に入るGSX-R125が今回も表彰台だ。
●まとめ:沼尾宏明 ●写真:YMアーカイブス
1位:ホンダ CT125ハンターカブ 233票/981票【やや勢いは陰るも人気はテッパン!】
総合5位に上昇したCT125が部門別でも勝利。ただしトリプルスコアだった前回からはさすがに票数がダウンしており、ダックスと票を分け合った格好だ。’23で熟成され、今後も走る!
【’22 HONDA CT125 HUNTER CUB】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/1.1kg-m ■120kg シート高800mm 5.3L
投稿者の声【ワイルドで走破性高し、見てよし走ってよし!】
- 最高にかわいい!!(大阪R・S)
- オシャレで燃費も良くて悪路でも走れそうで人気があるのがわかる(大阪K・K)
- 走ってよし眺めてよし、キャンプしてヨシの3方ヨシ(岐阜T・N)
- バイク人口増やした(富山M・N)
2位:ホンダ ダックス125 131票
往年のダックスと同様、鋼板プレスフレームにカブ系エンジンを積んだレジャーバイク。’22話題作の一つだ。
【’22 HONDA DAX125】■123cc9.4ps/1.1kg-m■107kg
投稿者の声【オシャレでカワイイ、そしてイージー】
- 昔のイメージそのままの復刻版。モンキーよりカッコいい!(大阪T・F)
- 問答無用で支持。ハンドクラッチをなくした理由が乗れば一目瞭然(埼玉K・A)
3位:スズキ GSX-R125 96票
現行125ccクラス唯一のフルカウルスポーツとして支持を集める。サーキット入門にも最適で、スズキを讃える声も多い。
【’22 SUZUKI GSX-R125】■124cc 15ps/1.1kg-m ■137kg
投稿者の声【唯一のフルカウルにアツい声援!】
- 125でスポーツと言えばこれしかないです(宮城Y・W)
- 125ながら本気を感じるマシン。進化に期待したい(東京T・K)
- ブン回せそう(熊本T・I)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(マシン オブ ザ イヤー[MOTY])
【第1位】ホンダ モンキー125:49票 チャンピオンに輝いたのは、現代に蘇ったホンダのかわいい”おサルさん”です! 初代は遊園地用のファンバイクとして、1961年に誕生しました。以来長く愛され、20[…]
【第1位】カワサキ Z900RSシリーズ:181票 1000-751cc(大型二輪)クラスでのチャンピオンにも輝いた、Z900RSシリーズが2冠を達成です! やはりその人気は高いものがありますね。登場[…]
【第1位】カワサキ Z900RSシリーズ:181票 やはりと言うべきか、本クラス堂々のチャンピオンに輝いたのはZ900RSシリーズです。ヤングマシンでもスクープを継続的にお送りした後、2017年の東京[…]
【第1位】スズキ SV650/X:110票 ツウにも根強く愛される、スズキのSVが王座に輝きました。もはや貴重となってしまった国産V型2気筒エンジンを搭載するミドルネイキッドは、”ザ・バイク”とも言え[…]
【第1位】カワサキ ニンジャZX-25R SE/KRTエディション:65票 ニーゴー界の最強にして唯一無二の4気筒・カワサキ ニンジャZX-25Rがチャンピオンに輝きました。2万rpmまで刻まれたタコ[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc])
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
コスパも高い! 新型「CUV e:」が“シティコミューターの新常識”になる可能性 最初にぶっちゃけて言わせてもらうと、筆者(北岡)は“EV”全般に対して懐疑的なところがある者です。カーボンニュートラル[…]
スマホ連携TFTやスマートキー装備のDX ホンダがミラノショーで発表した2025年モデルのPCX125(日本名:PCX)。2023年には欧州のスクーターセグメントでベストセラーになった同車だが、日本で[…]
WMTCモード燃費×タンク容量から航続距離を算出してランキング化 この記事では、国内4代バイクメーカーが公表しているWMTCモード燃費と燃料タンク容量から算出した1給油あたりの航続可能距離を元に、12[…]
嬉しい、楽しい、大好きダックス! ちょっとHondaのバイクに詳しい人なら知っていることかもしれませんが、じつは「ダックス」のペットネームを持ったバイクがはじめて誕生したのは、半世紀以上も前の1969[…]
人気記事ランキング(全体)
50ccでも実用カブとは別系統のOHCスポーツ専用エンジンを開発! ホンダは1971年に、50ccではじめてCBの称号がつくベンリイCB50を発売した。 それまで50ccにもスポーツモデルは存在したが[…]
ミニカーとは何かがわかると登録変更のハードルもわかる まず「ミニカー」とは、法律上どのような乗り物として扱われるのか、基本的な定義から押さえておく必要がある。実はこれ、道路交通法上では「普通自動車」扱[…]
熱膨張率の均一化によって様々なアドバンテージがある 2ストローク/4ストロークエンジンを問わず、エンジン性能を向上するためには様々な課題や問題がある。特に大きな課題は、“熱膨張率”に関わる問題だ。 「[…]
LEDのメリット「長寿命、省電力、コンパクト化が可能」 バイクやクルマといったモビリティに限らず、家庭で利用する照明器具や信号機といった身近な電気製品まで、光を発する機能部分にはLEDを使うのが当たり[…]
発売当初のデザインをそのままに、素材などは現在のものを使用 1975年に大阪で創業したモンベル。最初の商品は、なんとスーパーマーケットのショッピングバックだった。翌年にスリーピングバッグを開発し、モン[…]
最新の投稿記事(全体)
4気筒の「ニンジャZX-R」、2気筒「ニンジャ」計6モデルに10色を新設定 カワサキは欧州でフルカウルスポーツ「ニンジャ」ファミリーのうち、4気筒モデル「Ninja ZX-6R」「Ninja ZX-4[…]
1980~90年代を代表するイタリアンライダー、ルカ・カダローラのレプリカを復刻! ルカ・カダローラはイタリア出身のレーシングライダーで、1984年に世界GP125にデビュー。’86年にチャンピオンを[…]
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
ミニカーとは何かがわかると登録変更のハードルもわかる まず「ミニカー」とは、法律上どのような乗り物として扱われるのか、基本的な定義から押さえておく必要がある。実はこれ、道路交通法上では「普通自動車」扱[…]
メーカーメイドのカフェレーサー ’74年末から発売が始まったCB400フォア、通称ヨンフォアは、’60~’70年代に世界中でブームとなった、カフェレーサーを抜きにして語れないモデルである。カフェレーサ[…]
- 1
- 2