
カワサキモータースジャパンは、2017年末の発売からぶっちぎりの人気車となっているZ900RSのカフェカスタムバージョン「Z900RSカフェ(Z900RS CAFE)」の2024年モデルを発表した。2023年モデルで採用したゴールドのピンストライプや基本スペックに変更はない。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
2023年モデルで新排出ガス規制適合、カワサキケアモデル設定、カラー変更
カワサキ「Z900RS CAFE」は2024年モデルとして従来のカラーリングを継承して発売される。2018年モデルとしてZ900RSとほぼ同時にデビューした兄弟モデルで、低めに構えたハンドルバーやフロントカウル、シングル風シートなどの専用装備を持ち、アメリカンスポーツをイメージしたかのようなピンストライプが特徴だ。
当初はさまざまなカラーリングが設定されたが、2022年モデルでブラックをベースにピンストライプを入れるスタイルに。2022年はシャープなシルバーストライプ&ブラウンシートだったが、2023年モデルで柔らかな曲線を描くゴールドストライプを採用し、シートもブラックとなった。
また、2023年モデルでは令和2年排出ガス規制に適合したほか、カワサキケアモデルに設定されている。2024年モデルではこれを継承し、物価変動による価格変更のみでスペックにも変更なし。発売日は他のZ900RSシリーズと同じく2023年7月15日で、カワサキケアモデルに設定されることから1か月目点検と3年間の定期点検&オイル交換(フィルター含む)が無償で受けられる。
KAWASAKI Z900RS CAFE[2024 model]
KAWASAKI Z900RS CAFE[2024 model]メタリックディアブロブラック
KAWASAKI Z900RS CAFE[2024 model]メタリックディアブロブラック
KAWASAKI Z900RS CAFE[2024 model]メタリックディアブロブラック
車名 | Z900RS CAFE |
型式 | 8BL-ZR900K |
全長×全幅×全高 | 2100×845×1190mm |
軸距 | 1470mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 820mm |
キャスター/トレール | 25°0′/98mm |
装備重量 | 217kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 948cc |
内径×行程 | 73.4×56.0mm |
圧縮比 | 10.8:1 |
最高出力 | 111ps/8500rpm |
最大トルク | 10.0kg-m/6500rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 17L |
WMTC燃費 | 18.8km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 |
タイヤサイズ後 | 180/55ZR17 |
ブレーキ前 | φ300mmダブルディスク+4ポットキャリパー |
ブレーキ後 | φ250mmディスク+1ポットキャリパー |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 151万8000円 |
色 | メタリックディアブロブラック(ゴールドストライプ) |
発売日 | 2023年7月15日 |
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
最新の関連記事(Z900RSシリーズ)
SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット体感試乗キャンペーン 東京都練馬区のK’s STYLE(ケイズ・スタイル)では、カワサキZ900/Z900RS用の高性能サスペンション「SHOWAハイパフォー[…]
※Z900RSの最新相場情報は記事末に掲載しています。 2018モデル:「Z900RS」デビュー! Z1/Z2へのオマージュ&“火の玉”の衝撃 2017年の東京モーターショーで鮮烈なデビューを飾ったカ[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
カワサキモータースジャパンは、2025年3月に開催予定の「第41回大阪モーターサイクルショー2025」「第52回 東京モーターサイクルショー」、4月に開催予定の「第4回名古屋モーターサイクルショー 」[…]
2018年モデル:Z1/Z2モチーフ 発売は2017年12月1日。モチーフとなったZ1・Z2は、ショートピッチの燃料タンク形状とオレンジの塗色から「火の玉オレンジ」と呼ばれたカラーリング。これが伝説の[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
海外の名車を規範とした1960年代初頭以前の日本車 W1シリーズの原点はメグロのスタミナK1で、K1の規範はBSAが1946~1960年代初頭に販売したA7である。ではそもそも、なぜ1923年に創設さ[…]
硬派なライダー向けに180°クランクの高回転ツインを搭載! カワサキがZ750FX系列の末弟としてZ250FTをリリースしたのは1979年2月。 1970年代のはじめから、250ccのスポーツバイクは[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
実質年利2.69%のスペシャルクレジットキャンペーン カワサキモータースジャパンでは、2025年7月1日(火)よりカワサキモーターサイクル新車(国内全モデル、年式排気量不問)/オフロードコンペティショ[…]
初の対米輸出車にして初の4ストビッグバイク 1966年から発売が始まったW1シリーズは、近年ではカワサキの歴史を語るうえで欠かせない名車と言われている。それはたしかにそうなのだが、W1シリーズの開発経[…]
人気記事ランキング(全体)
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
カバーじゃない! 鉄製12Lタンクを搭載 おぉっ! モンキー125をベースにした「ゴリラ125」って多くのユーザーが欲しがってたヤツじゃん! タイの特派員より送られてきた画像には、まごうことなきゴリラ[…]
ヤフオクで入手したバイクのフレーム。ネジ穴に折れたボルトが詰まってた!? ヤフーオークションでとあるバイクのフレームを買ったところから話が始まります。 フレーム曲がりや大きな傷もなく、塗装面も小傷があ[…]
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
最新の投稿記事(全体)
BSAにニッチな2ストロークマシンがあったとは…… BSAモーターサイクルは7月16日(日本時間同日19時過ぎ)にSNSを更新し、『We’re going back to the future on […]
125ccスクーターよりも力強い発進加速、街中で光る静けさ ホンダがパーソナルユース向けに国内リリースした電動スクーターの第2弾「CUV e:」は、第1段の「EM1 e:」が50cc相当の原付一種だっ[…]
初期段階から「ユーザビリティ」を考え設計 ドライブレコーダーやスマートモニターなどの製品で知られる、ミオ。その開発・生産を行っているのは、マイタックデジタルテクノロジー社だ。 マイタックデジタルテクノ[…]
海外の名車を規範とした1960年代初頭以前の日本車 W1シリーズの原点はメグロのスタミナK1で、K1の規範はBSAが1946~1960年代初頭に販売したA7である。ではそもそも、なぜ1923年に創設さ[…]
新作GSX-8T/8TTに足並みを揃えて2026年モデルに スズキ独自のクロスバランサーを採用した最新776cc並列2気筒エンジンを搭載するモデルのうち、フルカウルスポーツとスポーツネイキッドとしてシ[…]
- 1
- 2