6)ドイツ選手権を走るレーサーがプロデュース! レッツグロム!【カスタム名: Let’s Grom(Italy)】
キューキュッパーのレッt……ではなくレッツゴーに引っ掛けたカスタム名がのスポーティな1台。制作したアレックス・ポリタは、IDM(ドイツ選手権)でファイアーブレードを走らせた元レーシングライダーで、共同製作のFranceso Marchesani氏(発音わからず)の手で仕上げられた。
燃料タンクへ大胆なグラフィックを施し、コンパクトなLEDウィンカーやナックルガードを装着。ミラーは「捨てちゃった」とのこと。
Franceso Marchesani氏はイタリアのグラフィティアーティストであり、ボローニャやパレルモ、ミラノ、アイントホーフェン、ロサンゼルスなどでストリートアートを描いている。「漫画などの世界をイメージした、明るく楽しい色を使うのが好き」とのこと。
7)繊細な曼殊沙華を描いたカフェレーサー モンキー【カスタム名: Manjushage(Germany)】
マンジュシャカは山口百恵の楽曲だが、こちらは曼殊沙華(マンジュシャゲ)である。アーティストはリアルタッチのアートワークが特徴のラナで、ソーシャルメディアでは色鉛筆とグラファイト鉛筆を使用した作品を投稿することで広く知られている。「曼殊沙華を描くことにしたのは、そのモノクローム的な見た目がとても気に入ったからです。日本でもよく知られる花であり、ホンダのルーツとも関係があると考えました。さらに、ユリの赤色がホンダの赤を美しく引き立てます。いくるかの昆虫も描きました」と語った。
製作したのは、フランクフルトのフラッグシップディーラーに拠点を置くホンダの技術者マクシミリアン・ゼック。ヨシムラ―のエンド管をアフターマーケットのリモートリザーバータンク付きリヤショックがカフェレーサーのスタイルを作り上げた。
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