3)ジャズじゃん! って違った、モンキーです【カスタム名: Monkey X Business(Austria)】
オーストリアのアーティスト、ボイカットと、ビルダーのタイタンモーターサイクルズによる共作がコチラ。ものすごく傾いたキャスター角やミニエイプバー、クロームメッキのグラブレール、フィッシュテールスタイルのエキゾーストなどで1970年代のチョッパースタイルを表現した。
ホンダはかつて横型エンジンのアメリカン原付「ジャズ」をラインナップしており、我々のようなおっさん世代には懐かしさで感涙ものかもしれない。
ボイカット氏はスケートボードや都市環境などからインスピレーションを得てイラスト制作をするアーティスト。「私とモンキーとの共通点はバナナが好きなことだ」と芸術家らしいコメントを残している。基本的なカラーウェイとテーマはデジタルでデザインし、実際に自分でペイントも施しているという。
4)世界が終わってサビっサビ! シートから覗くチェック柄が可愛いダックス【カスタム名: Furiosa(Portugal)】
世紀末に救世主が来そうな終末イメージダックスは、ポルトガルのアーティスト、タマラ・アルヴェスとビルダーのアート・オン・ホイールズ・ガレージの手によるもの。
ブロックタイヤを装着し、オオカミをモチーフとしながら落書きのサイン、焦げたシートカバーから覗くタータンチェックなど細部にこだわっている。ワイヤーメッシュケージを備えた特注のエキゾーストにも注目だ。
タマラ・アルヴェスは、ストリートや都市を文脈に、プリミティブな作品を創り出す。「マッドマックスやTank Girl(映画)の世界観にインスピレーションを受け、オオカミのモチーフを特徴としました。強さ、独立心、猛烈な決意を象徴しています」とコメント。
Furiosa(Portugal)
5)その名も東京! のレゴっぽいモンキー【カスタム名: Tokyo(France)】
東京なのにフランス……だと……? などと野暮なことは言いっこなし。フランス人アーティストのグレムス(ミカエル・エヴェノ)と建築家のジョージ・ウッドマンがポップアートビジュアルで色彩の暴力をこれでもかとペイントしたのがTokyoだ。
グレムスとして知られるミカエル・エヴェノは、アートだけでなく音楽もやるアーティストで、6枚のソロアルバムや8枚のコラボアルバムをリリースしてきたほか、ナイキやスウォッチ、コンバースといった有名ブランドとのアートコラボレーションも多数発表している。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
復活した『Wheels and Wavesフェスティバル』カスタムマシン×10車を展示 ホンダは、フランスのバスク地方ビアリッツで開催される『Wheels and Wavesフェスティバル』の復活を祝[…]
“ネオスポーツカフェ”のフラッグシップとして2018年に発売され、モダンクラシックなデザインにアップ/ダウン対応のクイックシフトなどの最新装備を誇るCB1000R。欧州のカスタムショー“Wheels […]
風光明媚な地域で開催される、いわばバイクの“フェス” 6月下旬、南フランスの避暑地ビアリッツで開催されたカスタムバイクとサーフィンとライフスタイルがミックスしたイベント「Wheels And Wave[…]
2018年6月14~17日にフランス西海岸のビーチリゾートで知られるビアリッツで開催される「Wheels and Waves」に欧州のカワサキがZ900RSで参加を発表。5名の女性ライダーによる現地ま[…]
新生INDIAN SCOUT(インディアン・スカウト)のカスタムを紹介。スウェーデンのFullhouse Garage Shop(フルハウスガレージショップ)がターボチャージャー搭載のスーパースカウト[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc])
ひと目でEVとわかる先進的なスタイリング こちらが今回発表された「CUV e:」! Hondaはこれまで、EVバイクとしてパーソナル向けに原付一種の「EM1 e:」を市販化していますが、CUV e:は[…]
【本田技研工業 電動事業開発本部 二輪・パワープロダクツ電動事業開発統括部 CUV e: LPL(開発責任者) 後藤香織さん】2006年入社。以来一貫して2輪車開発に従事し、おもに車体設計としてEV-[…]
2025年秋以降に登場予定の最新ハイブリッドスクーター レトロポップなスタイリングの原付二種スクーターが、市販予定車として大阪モーターサイクルショーに登場した。その名も「Fazzio(ファツィオ)」は[…]
徳島藍染に昭和プリン、千草に霧桜だと?! ヤマハモーター台湾は、レトロポップな125ccスクーター「ビノーラ」をモデルチェンジ。「Newtro Fashion(ニュートロ・ファッション)」のコンセプト[…]
パワフルで坂道も得意、実用的な原付二種EV 2023年のジャパンモビリティショーでコンセプトモデル「SC e: Concept」として参考出品されていたものが車名を「CUV e:」と改め、2025年6[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
圧倒的! これ以上の“高級感”を持つバイクは世界にも多くない 「ゴールドウィング」は、1975年に初代デビューし、2001年に最大排気量モデルとして登場。そして2025年、50年の月日を経てついに50[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
実は大型二輪の408cc! 初代はコンチハンのみで37馬力 ご存じ初代モデルは全車408ccのために発売翌年に導入された中型免許では乗車不可。そのため’90年代前半頃まで中古市場で398cc版の方が人[…]
キーロック付きタンクキャップ:スズキGT380(1972) バイクの燃料キャップは、そもそもは転倒時の漏れ防止の安全対策からキーロック式が採用されるようになったが、その最初は1972年のスズキGT38[…]
長距離ツーリングがさらに楽しくなる進化 発売は、2021年2月25日。2021年モデルでは、大型二輪AT限定免許でも乗れるDCTのみのラインナップとなった。シリーズ共通で55Wスピーカーを採用。イコラ[…]
人気記事ランキング(全体)
トレッドのグルーブ(溝)は、ウエットでタイヤと接地面の間の水幕を防ぐだけでなく、ドライでも路面追従性で柔軟性を高める大きな役割が! タイヤのトレッドにあるグルーブと呼ばれる溝は、雨が降ったウエット路面[…]
新型スーパースポーツ「YZF-R9」の国内導入を2025年春以降に発表 欧州および北米ではすでに正式発表されている新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」。日本国内にも2025年春以降に導入されると[…]
実は大型二輪の408cc! 初代はコンチハンのみで37馬力 ご存じ初代モデルは全車408ccのために発売翌年に導入された中型免許では乗車不可。そのため’90年代前半頃まで中古市場で398cc版の方が人[…]
北米にもあるイエローグラフィック! スズキ イエローマジックといえば、モトクロスやスーパークロスで長年にわたって活躍してきた競技用マシン「RMシリーズ」を思い浮かべる方も少なくないだろう。少なくとも一[…]
アルミだらけで個性が薄くなったスーパースポーツに、スチールパイプの逞しい懐かしさを耐久レーサーに重ねる…… ン? GSX-Rに1200? それにSSって?……濃いスズキファンなら知っているGS1200[…]
最新の投稿記事(全体)
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
圧倒的! これ以上の“高級感”を持つバイクは世界にも多くない 「ゴールドウィング」は、1975年に初代デビューし、2001年に最大排気量モデルとして登場。そして2025年、50年の月日を経てついに50[…]
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]