
読者による投票でその年のベストバイクを選出する企画”マシン オブ ザ イヤー”。250ccカテゴリでは、現行唯一のニーゴー直4であるZX-25Rが余裕のV。’20のデビューから3連勝を挙げた。人気のツインSS=CBR250RRは’20年から3年連続2位と踏ん張る。250で貴重なカフェのCB250Rは’18以来の表彰台を獲得している。
●まとめ:沼尾宏明 ●写真:YMアーカイブス
1位:カワサキ Ninja ZX-25Rシリーズ 353票/981票【その存在自体がライダーを魅了!】
登場3年目ながら、読者のアツい支持は全く相変わらず。2位にWスコアでの圧勝劇となった。やはりクラス唯一の4気筒やサウンドが圧倒的な支持を集めている。
【’22 KAWASAKI Ninja ZX-25R KRT Edition】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 249cc 45ps/2.1kg-m ■184kg シート高785mm 15L
投稿者の声【奇跡とカワサキに称賛! 派生車種も期待だ】
- 唯一の4気筒は伊達ではない(福岡N・H)
- 存続しているだけで奇跡。派生も期待(神奈川T・S)
- 250と4気筒の組合せは現代において大きなプレミアム性を発揮している(神奈川S・W)
- カワサキは偉大(愛知S・O)
2位:ホンダ CBR250RR 165票
’19まで1位に君臨したツインの盟主。’20以降は2位に甘んじるが、人気、実力とも非常に高い。’23の改良で躍進なるか。
【’22 HONDA CBR250RR】■249cc 41ps/2.5kg-m ■168kg
投稿者の声【スタイル、性能ともずっと一線級】
- 250cc2気筒最速で最高にかっこいい!!(大阪R・S)
- スペックと値段が相応であり改造も楽しめる(神奈川H・M)
- 個人的に最強の250(新潟T・M)
3位:ホンダ CB250R 83票
’18で登場したクラス唯一のモダンカフェで、DOHC4バルブも豪華。近頃はジクサーが3位だったが、久々に上昇してきた。
【’22 HONDA CB250R】■249cc 27ps/2.3kg-m ■144kg
投稿者の声【軽さ、乗りやすさもポイント】
- 次期愛車候補。軽量スポーツでスタイリッシュ(大分K・F)
- 乗りやすい(埼玉A・T)
- 近未来的なスタイル(福岡T・Y)
- 模範的な総合力(静岡T・Y)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(マシン オブ ザ イヤー[MOTY])
【第1位】ホンダ モンキー125:49票 チャンピオンに輝いたのは、現代に蘇ったホンダのかわいい”おサルさん”です! 初代は遊園地用のファンバイクとして、1961年に誕生しました。以来長く愛され、20[…]
【第1位】カワサキ Z900RSシリーズ:181票 1000-751cc(大型二輪)クラスでのチャンピオンにも輝いた、Z900RSシリーズが2冠を達成です! やはりその人気は高いものがありますね。登場[…]
【第1位】カワサキ Z900RSシリーズ:181票 やはりと言うべきか、本クラス堂々のチャンピオンに輝いたのはZ900RSシリーズです。ヤングマシンでもスクープを継続的にお送りした後、2017年の東京[…]
【第1位】スズキ SV650/X:110票 ツウにも根強く愛される、スズキのSVが王座に輝きました。もはや貴重となってしまった国産V型2気筒エンジンを搭載するミドルネイキッドは、”ザ・バイク”とも言え[…]
【第1位】カワサキ ニンジャZX-25R SE/KRTエディション:65票 ニーゴー界の最強にして唯一無二の4気筒・カワサキ ニンジャZX-25Rがチャンピオンに輝きました。2万rpmまで刻まれたタコ[…]
最新の関連記事(新型軽二輪 [126〜250cc])
コンパクトな車体に味わいのエンジンを搭載 カワサキのレトロモデル「W230」と「メグロS1」が2026年モデルに更新される。W230はカラー&グラフィックに変更を受け、さらに前後フェンダーをメッキ仕様[…]
2025年モデルの登場から間もないニューカラー設定 2024~2025年の年末年始に発売されたKLX230シリーズがマイナーチェンジ。既報のKLX230シェルパSおよびKLX230 DFは車体まわりに[…]
早くもモデルチェンジで“S”版に! ベーシックな空冷トレールモデル カワサキの新トレッキングマシンとして2024年12月25日に発売されたばかりのKLS230シェルパが早くもモデルチェンジ。2026年[…]
まるで自衛隊用?! アースカラーのボディにブラックアウトしたエンジン&フレームまわり 北米などで先行発表されていたカワサキのブランニューモデル「KLX230 DF」が国内導入されると正式発表された。車[…]
キャラクターを明確にさせたモデルチェンジ 2025年モデルについてまず振り返っておくと、「Ninja ZX-25R SE」のみ、メタリックマットミステリアスグレー×メタリックフラットスパークブラックの[…]
人気記事ランキング(全体)
気負うことなくスポーツできる! 国内モデルの125ccスポーツは、新車だと安くても40万円前後。物価高が続く昨今、とくに若者にはなかなか手が出しにくい。そんな中、23万8千円という価格で登場したのが「[…]
最先端技術「ペルチェ素子」がもたらす直接冷却 残暑といえどもまだまだ熱中症のリスクはある。夏の本当の敵は、肌表面の暑さより「深部体温」の上昇だ。そこで注目したいのが、体の“内側から”直接血液を冷やすと[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
扇風機+冷却ブレートの二重冷却 KLIFEのペルチェベストは、空調ファンと半導体ペルチェ素子を組み合わせた業界初の設計。背中の冷却ブレートが体感温度を瞬時に下げ、同時にファンが服内の空気を循環させるこ[…]
大別すると仕様は4種類 CB400フォアには、①’74~’76年に全世界で販売された408cc、②’76年に日本市場に投入された398cc、③398ccのセミアップハンドル仕様、④ライン入りタンクが標[…]
最新の投稿記事(全体)
房総フラワーラインとは?バイク乗りに人気の理由 房総フラワーラインは、千葉県の房総半島南端をぐるっと周遊する約46kmのルートです。千葉県館山市下町交差点から南房総市和田町までの海沿いを巡り、上掲のG[…]
「銀の弾丸」が示すスタイルと走りへの意思 フランス・ビアリッツのサーフ&バイクカルチャーの聖地「Wheels and Waves」フェスティバル2025は去る6月に行われた。欧州7カ国から選りすぐりの[…]
ナショナルハーレーデー:世界中のハーレー乗りと一緒に! ハーレーダビッドソンの故郷・アメリカはもちろん、ヨーロッパでも豪州でもアジアでも、世界中のハーレー乗りたちが一斉に走る日、それが「ナショナルハー[…]
ファン+ペルチェでダブル冷却 山善のペルチェ ベストは、外径約100mmの大型ファン(厚み約38mm)で風を取り込み、さらに内蔵のペルチェデバイスで空気やウェア表面を冷やす仕組みを採用。保冷剤用メッシ[…]
コンパクトながら高出力のペルチェ冷暖ベスト おたふく手袋の「冷暖ペルチェベスト JW-699」は、USB PD対応の2万mAhバッテリーを標準付属。psEマーク取得のバッテリーで、最大連続使用は冷却の[…]
- 1
- 2