
創刊50周年を記念し、’22年12月号にて新車バイクのモニター提供企画を実施したわれわれヤングマシン。4台をモニターとして準備したうち、ここではスズキの125ccスクーター・アヴェニス125の提供が決定した香川県のK・Nさんによるレポートの第2回を掲載。しばらく乗ってみて感じた印象と、使用状況について教えてもらいました!
●文と写真:K・N ●取材協力:スズキ
「通勤&帰りの買い物」に使用しています!
アヴェニス125に乗り始めて数か月、現在の使用状況についてインプレしようと思います。
用途としては主に通勤用で、帰宅時にたまに買い物へ。これがメインの使い方です。ちなみにそれまでの通勤の足としては、GSX-S750で通っていました。
そう。お気付きの通り、私は重度の鈴菌感染者です(笑)。まずはGSX-S750との比較から。
GSXも、大分乗りやすいバイクだと思います。街乗りでも苦にならないくらい。しかし通勤としてはやはりアヴェニスに軍配が上がります。1番感じたところが、圧倒的な軽さ。GSXの212kgに対して約半分の107kgは軽い、軽すぎる!
自宅の駐車場に入れる際に、車の横を抜ける形でバックで車庫入れをしていますが、塀と車の間が1mくらいしかありません。GSXだとかなり気を遣うのですが、アヴェニスは無問題。軽さは正義ですね。
2つ目としては、収納の有無です。GSXには収納スペースがなく、ボディバッグ等を背負って通勤していました。長距離ではないですがやはり煩わしく、また風の強い日にはモロに影響を受けます。
アヴェニスだとボディバッグもシート下に収納でき、また帰宅時に買ったものをしまうことも可能です。当たり前のことですが……実際に使用すると改めて便利さを実感します。
シート下の収納状況。ボディバッグとグローブを入れてもまだスペースがあります。ある日の買い物で、2Lのペットボトル2本とスナック菓子等を大量に買い込んだ時も、シートが閉まりました!!
ヘルメットホルダーが標準装備。ヘルメットの盗難防止に、キジマのヘルロックアシストを使用しています。
次は、走行について。レポート第1回でも書きましたが、必要十分な加速をしてくれますので、全く不満はありません!
加速だけでなく、車線変更や右左折もノーストレスでスイスイ・グイグイ曲がれます。もちろん危険運転はしていませんよ。この右左折、小まわりがきいてとても運転しやすいです。
燃費も、さすが125ccですね。GSXはハイオクかつ20km/L程しか走りませんが、アヴェニスは燃費を気にしなくても45km/L程で走ってくれます。そしてレギュラーガソリンですので、お財布にも優しい!
なお普段使い用のアイテムとして、スマートフォンホルダーを新たに取り付けました。
アヴェニスの左ポケットにはUSB電源(フタ付き)があり便利ですが、着信に気付いたり、ナビとして使うのに見やすい位置に取り付けられたのは良いですね。充電ケーブルも平型のものにして、フタを閉めていても給電できます。
使用しているホルダーはレックマウントプラス。しっかり固定できています。
たまにはちょっとお出かけへ
先日、休日出勤の後に時間がとれたので、木田郡三木町にある讃岐輪楽オートバイ神社に行ってきました。
こちらの神社、実は私がバイクを買い替える度におじゃましています。まずは安全祈願をして、併設されている食事処へ。
讃岐輪楽オートバイ神社。この坂を上ったところにあります。
バイクのバーハンドルっぽい鳥居が素敵。
奥には、食事処が併設されています。自撮りで(笑)
【輪楽】
住所:香川県木田郡三木町井上2372-4
営業時間:8時~17時
定休日:月曜日
この日はざるうどんとケーキセットをいただきました。リーズナブルかつ美味しかったです! ちなみに中では、お守りなども販売しています。休日ということで、お客さんも多かった印象でした。
今後の予定としては、せっかくスマホホルダーを取り付けたので、少し遠めのツーリングと、リヤキャリアやリアボックスなどのカスタムを楽しみたいと思っています。
気候も良くなってきたのでバイク乗りの皆さん(私も含め)、事故に気を付けてENJOYしましょう!
【ざるうどん】
【ケーキセット】
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。※画像の一部を加工しています。
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
最新の投稿記事(全体)
カワサキW800(2017) 試乗レビュー この鼓動感は唯一無二。バイクの原点がここに 1999年2月に発売されたW650は2009年モデルを最後に生産を終了。その2年後の2011年、ほぼ姿を変えずに[…]
旧車の開発に使われた”鉱物油”にこだわる 1992年に創業した絶版車ディーラーのパイオニア・ウエマツ。販売だけでなく、整備にも徹底して力を注いできた同社がそのノウハウをフィードバックし、旧車に特化した[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
イベントレース『鉄馬』に併せて開催 ゴールデンウィークの5月4日、火の国熊本のHSR九州サーキットコースに於いて、5度目の開催となる鉄フレームのイベントレース『2025 鉄馬with βTITANIU[…]
ロングツーリングでも聴き疲れしないサウンド 数あるアドベンチャーモデルの中で、草分け的存在といえるのがBMWモトラッドのGSシリーズ。中でもフラッグシップモデルのR1300GSは2024年に国内導入さ[…]
- 1
- 2