ロイヤルエンフィールド スクラム411試乗インプレッション【フロント19インチ化で万能度アップ!】

ロイヤルエンフィールド スクラム411写真解説

ロイヤルエンフィールド スクラム411 スタイリング

【ROYAL ENFIELD SCRAM 411】■全長2210 全高1165 シート高795(各mm) 車重194kg ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 411cc 24.3ps/6500rpm 3.2kg-m/4250rpm 変速機5段リターン 燃料タンク容量15L ■ブレーキF=ディスク R=ディスク ■タイヤF=100/90-19 R=120/90-17 ●色:黒×青 黒×黄 白×赤 銀×青 黒×赤 黒×赤金 青×銀 ●価格:83万8200円~85万3600円

【各部をヒマラヤと共用しつつスクランブラースタイルを実現】ヒマラヤ初の派生モデルとして登場したスクラム411。車名はスクランブラーが語源と推測され、セミダブルクレードルフレームや同社初となるSOHC単気筒エンジンはヒマラヤと共通だ。なお、車両価格は最も安いカラーリングでヒマラヤより6万3800円高い。

ロイヤルエンフィールド スクラム411 ライディングポジション

【ライディングポジション】シート高はヒマラヤより5mm低い795mm。ハンドル幅は840mmで共通だ。このクラスとしてはやや大柄な印象か。[身長175cm/体重68kg]

ヘッドライトやメーターをボディマウントとし、オリジナルの外装パーツで都会的なスタイリングに変貌。

ロイヤルエンフィールド スクラム411 エンジン

【24.3psを発生する411cc空冷シングル】1軸バランサーやローラーロッカーアーム採用の411cc空冷SOHC2バルブ単気筒。ミッションは5段で、オイルクーラーも装備する。

ベースとなったヒマラヤは’22年モデルでユーロ5に適合。スクラム411も同じEXシステムを採用している。

ロイヤルエンフィールド スクラム411 足まわり

【サスペンションストロークは190/180mmと長め】サスペンションはφ41mm正立式フォークとリンク式モノショックのセットで、リヤはプリロード調整可。ホイールトラベル量はフロントが190mm、リヤが180mmだ。ブレーキディスク径はフロントφ300mm、リヤφ240mmで、キャリパーはバイブレ製。

ロイヤルエンフィールド スクラム411 主要装備

指針式のタコメーターや燃料計、デジタルコンパス、さらに’22年モデルから簡易ナビを表示する小型液晶まで追加したヒマラヤに対し、スクラム411はこの小型メーターのみと非常にシンプルだ。

左右のスイッチボックスは日本車によく見られるタイプで、右側の前方にはメーター表示の切り替え用ボタン、左側の前方にはパッシングスイッチが設けられている。ハンドルバーは絞り角の少ない形状で、クランプはトップブリッジと一体型。スロットルワイヤーは1本で、ブレーキ&クラッチレバーは調整機構なし。

タンク容量はヒマラヤと同じ15L。シートは前後一体式でグラブバーはキャリアを省略。

ステップバーや左右ペダル類はヒマラヤと共通のパーツを使用する。

ヒマラヤと共通のアンダーガード装着。最低地上高は20mm低い200mm。

灯火類もヒマラヤから積極的に流用。クラシカルなデザインだが、テールランプ(おそらくポジションランプも)にはLEDを採用している。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。