スズキGSX250R ABS試乗インプレッション【際立つ安定性と懐の広さが魅力】

スズキGSX250R ABS ディテール写真解説

スズキGSX250R ABS スタイリング

【SUZUKI GSX250R ABS】■全長2085 全高1110 シート高790(各mm) 車重181kg ■水冷4スト2気筒SOHC2バルブ 248cc 24ps/8000rpm 2.2kg-m/6500rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量15L ■ブレーキF=ディスク R=ディスク ■タイヤF=110/80-17 R=140/70-17 ●色:黒×青 黒×白 黒 青 ●価格:56万9800円~58万1900円

スチール製セミダブルクレードルフレーム&角断面スイングアームのシャーシに、GSR250由来の水冷パラツインを搭載。標準装着タイヤはIRC製のRX-01で、フロントに70ではなく80偏平を選択しているのがポイントだ。

スズキGSX250R ABS ライディングポジション

【ライディングポジション】セパレートハンドルを採用するものの上半身の前傾は深すぎず、街乗りからツーリングまで幅広く対応する。足着き性も良好な部類だ。[身長175cm/体重62kg]

スズキGSX250R ABS エンジン

【実用域を重視した24psエンジン】エンジンは248ccSOHC2バルブ並列2気筒で、180度位相クランクやローラーロッカーアーム、低張力ピストンリングなどを採用する。

’17年のデビュー時からユーロ4に対応。エキパイは左右不等長であり、バンク角を稼ぐためにサイレンサーは異型断面形状とされる。

スズキGSX250R ABS 足まわり

φ37mm正立式フォークは非調整式。リンクレスのリヤショックは7段階のプリロード調整あり。ブレーキディスクはペタルタイプでフロントφ290mm、リヤφ240mmを選択。’21年モデルからABSが標準装備となり、車重は3kgアップ。

ステップバーは厚いラバーと大きなウェイトで構成。ペダルは左右ともスチールで、アクシデントで曲げてしまっても修正しやすい。

スズキGSX250R ABS 主要装備

ハンドルはセパレートタイプで、トップブリッジ上面にマウントされる。左側にはハザードスイッチあり。ブレーキレバーは5段階のアジャスター付き。

フルLCDによる多機能メーター。ギヤ段数表示/平均燃費計/オイルチェンジインジケーター、500rpm刻みで任意に設定できるエンジンRPMインジケーターなどを備えている。

サイドカウルはレイヤードとなっており、内部にはウイングレットのような造型も。時代を先取りしていたのだ。

燃料タンク容量は15Lを公称し、燃費のいいエンジンと合わせて魅力的な航続距離を実現。シートは前後別体で、タンデム側はキーロック式だ。ライダー側はボルト2本で取り外すことができ、その状態でリヤショックのプリロードを調整する仕組みだ。

ポジションランプおよびテールランプには面発光LEDを採用。ストップランプもLEDだ。ヘッドライト、ウィンカー、ナンバー灯はフィラメント球。

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