
ウィック・ビジュアル・ビューロウは、バイク専門クラウドファンディングサイト『2輪市場』にて、TBCビッグロードレースを初めてDVD化して10作品を発売する。第5弾は1985年編、海外から出場したライダーはエディ・ローソンとクリスチャン・サロンだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ウィック・ビジュアル・ビューロウ
平忠彦が全日本3連覇を引っ提げて挑む!
1985年に開催されたTBCビッグロードレースの映像をDVDに復刻収録! 前年はケニー・ロバーツの引退からエディ・ローソン&ウェイン・レイニーが参戦したが、1985年はレイニーに代わりクリスチャン・サロンが参戦した。
レースはフルウェット。
サロンといえば、昨年秋に登場したゴロワーズブルーの新型XSR900にまたがり、プロモーション映像&写真に登場していたことを覚えている読者もいることだろう。そんな彼が現役当時に走らせていたソノートヤマハのマシンでTBCビッグロードレースに参戦したのだ。
エディ・ローソンは前年の2ヒート制レースで2連勝を飾っており、ウェットコンディションのこの年も速さを見せつける。そんな海外のスターライダーたちに挑んだのは、全日本ロードレースで3連覇の偉業を成し遂げた平忠彦だった。
映像にはヒート1の代わりに予選の模様が収録されるほか、FⅢレースのハイライトも。そしてヒート2の様子もたっぷりとお届けしている。
販売はバイク専門クラウドファンディングサイト『2輪市場』にて、“早割10%オフ”や“ヤマハ限定セット”などをラインナップ。詳細は記事末のリンクから。
国際格式レースが日本になかった時代に誕生したのがTBCビッグロードレース
1977年、TBC東北放送は開局25周年を記念し、スポーツランドSUGOにて特別なレースを開催した。当時の日本では国際格式レースがなく、海外のライダーを見ることができる唯一のレースとして誕生したビッグイベントは、その名をTBCビッグロードレースといった。1977年~1980年は毎年5月/10月の2回開催であったが、1981年より年1回の開催に変更された。
グランプリのシーズン終了後に開催されることにより、WGPのスーパースターも参戦できたことが特別なレースたるゆえん。特に1980年10月開催からは、それまでのF750カテゴリーからWGPと同じ500ccマシンでの開催となり、GPライダー&GPマシンの組み合わせがファンを熱狂させた。
そんなTBCビッグロードレースを、モトGP公式DVDの制作などで知られるウィック・ビジュアル・ビューロウが初めてDVD化して発売するのが本DVDシリーズだ。
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