’19年のマシンオブザイヤーのアンケート回答者にモニター車としてプレゼントする予定だった、ヤングマシンCG発のADV150。諸般の事情により2年越しとなってはしまったものの、このたびようやく当選者を決定することができた。本記事では、当選者によるレポートの連載を開始する前に、改めてその製作の模様をお伝えする。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダモーターサイクルジャパン ツアラテックジャパン ヨシムラジャパン ドリーム商會 カーベック カスタムガレージファントム アトラクティブ
都会派アドベンチャー、あなたの街にあらわる
’19年末にも行われた毎年の恒例企画、マシンオブザイヤーを覚えている方はどれくらいおられるだろうか? この年は投票いただいた方から抽選で、ヤングマシンCGを忠実に再現したホンダ ADV150をモニター提供する…予定だったのだ。
しかし’20年に世界を揺るがした新型コロナウイルスの大流行。その余波を受けてお披露目する機会を逸し続けてしまい、モニター抽選も延期に次ぐ延期。’22年の東京モーターサイクルショーの弊誌ブース展示を経て、ついに提供に漕ぎ着けたというわけだ。いや、お待たせして、本当に申し訳ありません。
さて、ヤングマシンが中心となってカスタムした「ADV150ラリー」のテーマは、ワイルド×スマートな都市型SUV。リヤまわりにはツアラテック製の各種ケースをマウントし、フロントまわりはハンドガードにドライビングランプ、クラッシュガードの大ボリュームの三連装。ヘビーデューティなイメージで、アドベンチャーマシンとしての個性をさらに強く発揮する設計だ。
一方でカラーは上品なホワイトを基調とし、グラフィックも街乗りを意識したスマートな色合いに。フル装備の車格の大きさをクールなパールホワイトがキリッと引き締め、全体が見事に調和している…と思いませんか?
多くのプロフェッショナルの協力なくしては完成しなかった「ADV150ラリー」。この場を借りてお礼を申し上げるとともに、幸運なる読者には祝意を表したい。おめでとうございます!
YMカスタム ADV150ラリー 製作の模様
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