
洗車やチェーンのメンテナンスを行う際、またガレージに保管するときにも、まっすぐにリフトアップさせていれば何かと便利なもの。しかし、バイクのリフトアップは常に横転の危険がつきまとう危険な作業だし、しかも1人ではなおさらだ。そんなときにオススメなのがJトリップの「はじめてスタンド」。ちょっとしたコツを踏まえて手順通りに使用すれば、たとえビッグバイクであっても1人で軽々とリフトアップできてしまうのだ。本記事では、使い方も併せて紹介する。
●文/写真:ヤングマシン編集部(箱崎太輔) ●外部リンク:ジェイ・トリップ
初めてでも安心! 1人で使える便利スタンド
愛車のちょっとしたメンテナンスを行うときなど、反対側に倒れてしまう可能性のあるサイドスタンドより、安定度の高いリフトアップ状態だと安心だ。傾かないので保管時には場所を取らないというメリットもある。
しかし、普通のスタンドでは持ち上げるのに力がいるし、バランスを崩せばひっくり返してしまう恐れも…。そんな不安から解放してくれるのがJトリップの「はじめてスタンド」だ。
リヤアクスルシャフトに9mm以上の貫通穴があれば使用可能で、ここにシャフトを通してスタンドを車体に固定する。あとは、コツさえ掴めばどんなバイクも軽々とリフトアップ可能だ。
「はじめてスタンド」は発売以来、使いやすさと高い信頼性で高く評価されている。豊富な受けもラインナップされており、拡張性も高い。文字通り、初めてスタンドを購入するなら間違いなく選択肢に入ってくるだろう。
【Jトリップ はじめてスタンド】●価格:2万2418円
ジェイトリップ はじめてスタンド 使い方
【2】車体はサイドスタンドで立てておく。当然のことながら、簡単に外れない状態か確認しておく。
【2】車体はサイドスタンドで立てておく。当然のことながら、簡単に外れない状態か確認しておく。
【3】ハンドルは左に切る。リフトダウン時も含め、車体を安定させるため目一杯切って固定しておこう。
【3】ハンドルは左に切る。リフトダウン時も含め、車体を安定させるため目一杯切って固定しておこう。
【4】スタンドは高さの調整が可能だが、基本的には2段目を用いる。幅は少し余裕をもたせ、専用のシャフトをしっかりアクスルシャフトに貫通させる。
【4】スタンドは高さの調整が可能だが、基本的には2段目を用いる。幅は少し余裕をもたせ、専用のシャフトをしっかりアクスルシャフトに貫通させる。
【5】いよいよリフトアップ。ナンバープレートの横に立ち、シートベルトかタンデムグリップを左手で保持。ゆっくりと車体を起こしていく。
【5】いよいよリフトアップ。ナンバープレートの横に立ち、シートベルトかタンデムグリップを左手で保持。ゆっくりと車体を起こしていく。
【6】スタンドの右後輪が地面に付いたところでスタンドの後端を踏み込み、シートを持ち上げながら車体の下に潜り込ませるようにする。
【6】スタンドの右後輪が地面に付いたところでスタンドの後端を踏み込み、シートを持ち上げながら車体の下に潜り込ませるようにする。
【7】リフトアップが完了した状態。解説した通り、手順もそこまで難しくない。リヤアスクルシャフトに9mm以上の貫通穴がある車両であれば使用可能だ。
【7】リフトアップが完了した状態。解説した通り、手順もそこまで難しくない。リヤアスクルシャフトに9mm以上の貫通穴がある車両であれば使用可能だ。
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