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欧州のヤマハマリーンは、ヤマハのWGP参戦60周年を記念して、特別なカラーのリジッドインフレータブルボート(RIB)を9月16日より開催されるジェノバボートショーでお披露目することを発表した。
こうなったらYou、発電機とかも60周年カラーにしちゃいなYO!
モータースポーツはヤマハ発動機の創業以来、同社の中核をなすものであり、ロードレース世界選手権(WGP)の参戦60周年を記念したカラーリングのスーパーバイクマシンが今週末のWSBKや世界耐久選手権(EWC)に参戦することになっているのは既報通り。
これに加えて、ヤマハマリーン欧州はリジッドインフレータブルボート(RIB:FRPやアルミ素材で作られたリジッドな艇体の周りに、インフレータブル=空気を入れて膨らませることができるチューブを取り付けたもの。いわゆるゴムボート的なもの)にWGP参戦60周年記念カラーを施したスペシャルボートを、ジェノバで開催される名門ボートショーにて披露すると発表した。
ヤマハは欧州&北米でも60周年カラーのYZF-R1/YZF-R7/YZF-R3/YZF-R125を発表しており、こちらは公道市販車として発売される予定。日本のヤマハ公式Twitterアカウント「ヤマハ バイク(@yamaha_bike)」では「#白赤祭り」と題してストロボカラーが施された名車を紹介中だ。
そんなわけでジェノバでお披露目されたRIB「テンペスト750GP アニバーサリーエディション」は、ストロボカラー(正式名称:スピードブロック)のファクトリーマシンYZR-M1と並べた写真を公開するという贅沢ぶりで、ヤマハがWGP参戦60周年にかける思いの強さをこれでもかと感じさせるもの。日本でこれを入手することができるのかは不明だが、こんなのもあるよ、という感じで眺めていただければ幸いだ。
ヤマハは1963年のWGP初勝利から2020年までの間に511勝を挙げ、ライダー、コンストラクター、チームのタイトルを合計82回獲得。ジャコモ・アゴスチィーニ、ケニー・ロバーツ、ウェイン・レイニー、そして生ける伝説バレンティーノ・ロッシなど、多くのライダーとともに成功を収めている。
これだけカッコイイ特別仕様を連発するなら、もう同社製に発電機とかスノーモービル、電動アシスト自転車とかの60周年カラーも見てみたい!(勝手なこと言ってスミマセン)
ボートの操縦を披露したのは、世界耐久選手権(EWC)にYART Yamaha Official EWC Teamから参戦するニッコロ・カネパ選手。イ、イケメンじゃのう……。
YAMAHA TEMPEST 750 GP Anniversary Edition
250hpのV6エンジンを搭載するリジッドインフレータブルボートがベースモデル。ヤマハのヘリテイジを象徴するスピードブロックデザイン、そしてR1レーシングマシンの燃料タンクとタンクシュラウドのカラーリングに合わせた白、赤、黒の装飾が施され、60周年記念ロゴなどが配置される。カーボン製のテーブルや4つの高性能スピーカーを備えたラジオシステムなど、装備も豪華。
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