バイクで走っている最中にはあんまり関係ないかもしれないが、停車したときに気になるのは足着き性。安心して支えられることは、初心者だけでなくベテランでもミスを減らすことにつながるからだ。じゃあ、シート高の数値をアテにして愛車を選べばいいのかというと……。
じつは数値以外にも見るべきところがある
今やバイクを買う際に最も注目される数値と言える「シート高」を、125cc以下クラスを除いてジャンル別に低い順から並べるランキングを作成してみた。足着き性を大きく左右する寸法だが、シート形状や車体幅など、足着き性に影響するポイントは他にも多数ある。最終的には跨ってみないと分からないというのが正直なところだ。。
そう、シート高が足着き性を左右するのは確かなのだが、ただ低ければいい……というわけでもない。足を下ろす部分の車体幅が広いと、太ももが左右に押し広げられ、シートの高い車両より足着きが悪いこともあるし(上の図参照)、地面に下ろした足とステップが干渉する場合も同様。たとえば大人気のホンダGB350なども、サイドカバーの張り出しがやや大きく、800mmという数値からイメージするよりも、わずかではあるが足着き性がスポイルされる傾向にある。
本当の足着き性の良さとは“足の下ろしやすさ”が決めるのだ。というわけで、ランキングはあくまでも参考と捉えてほしい。
大型スーパースポーツ
大型スポーツツアラー
大型ネイキッド
大型ヘリテイジ
250ccクラス
400ccクラス
大型アドベンチャー
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
電動ファンで熱気を排出! 暑さのピーク、7月下旬と8月下旬に備えよう ワークマンは、ウェザーニュースが6月1日に発表した「猛暑見解2021」で今年の夏(7月~8月)も全国的に猛暑になる予想が出たことか[…]
「かっこいい」「乗りやすそう」「これ乗りたい」 高校に通う娘が最近小型ATの免許を取った。身長は150cmほどなので、結構低い。それゆえ、なにを選んでも足つきの問題は切実で、CT125ハンターカブは早[…]
1993年以降、販売台数ランキングは最低でも3位 ホンダCB400スーパーフォア(SF)は、1992年4月に発売された。以来、改良に次ぐ改良が繰り返され、2005年にはハーフカウルを備えた兄弟モデルC[…]
人気モデルの新車が買えず、中古車相場は高騰中 2021年4月22日にホンダのニューモデル「GB350」が発売され、早くも年間予定台数の4500台を大きく超える受注が入っているという。あまりの人気ぶりに[…]
タイでは継続販売されるSR400 1月21日の記事でお伝えしたとおり、ヤマハは「SR400 Final Edition」を発表した。1978年に初代モデルが登場してから43年が経ち、細かいモデルチェン[…]
最新の記事
- スズキ「Vストローム250SX」と「Vストローム250」は何が違う? 身近な兄弟車を比較!
- 【2024年11月版】150~250cc軽二輪スクーター 国内メーカーおすすめ7選! 125ccの双子モデルからフルサイズまで
- SHOEIがシステムヘルメットのド定番モデル「ネオテック3」に新グラフィック「ANTHEM」を発表!
- SHOEIが「Z-8 YAGYO」を発表! 百鬼夜行をイメージしたバイクパーツ妖怪が目印だ!!
- 【SCOOP!】ついに「GB500」登場へ?! ホンダが海外で商標を出願!
- 1
- 2