
バイクで走っている最中にはあんまり関係ないかもしれないが、停車したときに気になるのは足着き性。安心して支えられることは、初心者だけでなくベテランでもミスを減らすことにつながるからだ。じゃあ、シート高の数値をアテにして愛車を選べばいいのかというと……。
じつは数値以外にも見るべきところがある
【注意】低けりゃエラい! ……とは限らない!
今やバイクを買う際に最も注目される数値と言える「シート高」を、125cc以下クラスを除いてジャンル別に低い順から並べるランキングを作成してみた。足着き性を大きく左右する寸法だが、シート形状や車体幅など、足着き性に影響するポイントは他にも多数ある。最終的には跨ってみないと分からないというのが正直なところだ。。
そう、シート高が足着き性を左右するのは確かなのだが、ただ低ければいい……というわけでもない。足を下ろす部分の車体幅が広いと、太ももが左右に押し広げられ、シートの高い車両より足着きが悪いこともあるし(上の図参照)、地面に下ろした足とステップが干渉する場合も同様。たとえば大人気のホンダGB350なども、サイドカバーの張り出しがやや大きく、800mmという数値からイメージするよりも、わずかではあるが足着き性がスポイルされる傾向にある。
本当の足着き性の良さとは“足の下ろしやすさ”が決めるのだ。というわけで、ランキングはあくまでも参考と捉えてほしい。
ホンダGB350のサイドカバーは膨らみ気味で、足着き性に若干の影響あり。内部に電装系を収めているので仕方ないのだが……。
ホンダGB350のサイドカバーは膨らみ気味で、足着き性に若干の影響あり。内部に電装系を収めているので仕方ないのだが……。
大型スーパースポーツ
電子制御を満載し、レースでの戦闘力を求めて刷新されたCBR600RRが低シート王。とは言え、多くが820~830mmに収まる中、ヤマハ勢の男らしさが目立つ。
電子制御を満載し、レースでの戦闘力を求めて刷新されたCBR600RRが低シート王。とは言え、多くが820~830mmに収まる中、ヤマハ勢の男らしさが目立つ。
大型スポーツツアラー
ホンダ伝統のV4を抱くVFR800Fが1mm差で戴冠。2位のニンジャ650はシートまわりを絞り込んでいるため、数値以上に足着きがいい。ハヤブサやZX-14Rの値も驚きだ。
ホンダ伝統のV4を抱くVFR800Fが1mm差で戴冠。2位のニンジャ650はシートまわりを絞り込んでいるため、数値以上に足着きがいい。ハヤブサやZX-14Rの値も驚きだ。
大型ネイキッド
こちらも僅かな差でSV650が1位に。このジャンルはストリートユースがメインとなるため、シート高を含めて足着き性には配慮されている場合がほとんどだ。
こちらも僅かな差でSV650が1位に。このジャンルはストリートユースがメインとなるため、シート高を含めて足着き性には配慮されている場合がほとんどだ。
大型ヘリテイジ
W800シリーズのエントリー機・ストリートが770mmと最低シート高をマーク。最も高いXSR700とは65mmの差と、同じジャンルとは思えないほどの差が出た。
W800シリーズのエントリー機・ストリートが770mmと最低シート高をマーク。最も高いXSR700とは65mmの差と、同じジャンルとは思えないほどの差が出た。
250ccクラス
同列で比べてはいけない気もするが、250ccという枠で括ると、当然ながらレブルが最も低シート。とはいえこのシート高は、レブル250が好評な理由の1つだろう。
同列で比べてはいけない気もするが、250ccという枠で括ると、当然ながらレブルが最も低シート。とはいえこのシート高は、レブル250が好評な理由の1つだろう。
400ccクラス
このクラスの鉄板機種と言えるCB400シリーズと、今や唯一の存在となった400ccスクーター・バーグマン400が並
んで1位。2位より25mmも低い数値は立派!
このクラスの鉄板機種と言えるCB400シリーズと、今や唯一の存在となった400ccスクーター・バーグマン400が並
んで1位。2位より25mmも低い数値は立派!
大型アドベンチャー
アドベンチャー風ロード車? なNC750Xが1位。2位の新型トレーサー9は従来型からなんと40mm(Lo側)もダウン。アフリカツイン国内仕様はローダウンサスが標準だ。
アドベンチャー風ロード車? なNC750Xが1位。2位の新型トレーサー9は従来型からなんと40mm(Lo側)もダウン。アフリカツイン国内仕様はローダウンサスが標準だ。
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