’21秋にスクランブル発進?!

カワサキ ニンジャH2 SX次期型に日本車初のレーダー機能実装か?! 〈シン・ハヤブサ追撃の一手〉

カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット

スズキ新型ハヤブサが華々しく世に送り込まれたことで、気になるのはライバルたちの動向だ。我々はハヤブサの好敵手と言えるカワサキのメガGT系フラッグシップ=H2 SXに注目。次期型と思われるスパイショットを元に、3代目ハヤブサとの差別化を図れるであろう日本車初のレーダー機能を実装する可能性について考察する。

国内で最も進んだハイテクGTとして差別化を図る?

スズキ ハヤブサがオーソドックスな王道路線を歩むなら、ライバルは先進機構を満載して対抗? ──スーパーチャージドツアラーとして名高いニンジャH2SXの次期試作車らしきスパイショットが、欧州某所で激撮された。

カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット
カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット

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カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット
カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット

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詳細は不明だが、これらの写真からいくつかの情報が明らかに。最大のポイントは、前後に装着されたレーダーらしき装置だ。’21年にドゥカティとBMWからレーダー搭載モデルが発売されるが、カワサキも過去にその登場を予告済みだ。’19年11月のショーで、ボッシュが開発してテストを進めてきたレーダー式危険回避システム「アドバンストライダーアシスタンスシステム」を、国内バイクメーカーで初採用することを発表した経緯がある。次期ニンジャ H2 SXはその第1弾と予想できるのだ。

これが実現すれば、前車との距離に応じて車間を自動調整するアダプティプクルーズコントロールのほか、衝突予知警報や死角検知機能が実装される。

さらに写真からは全面液晶パネルの大型カラーメーターが確認できる。先にレーダーを搭載した欧州勢のように、ナビアプリのマップを表示可能になれば嬉しい。加えて、フェイスリフトした小顔デザインにも注目だ。

ニンジャ H2 SXは、998ccながら200ps+スーパーチャージャーでハヤブサを凌ぐパワー系。さらに上級版のSE+は、ハヤブサでは非装備の電子制御サスペンションやスマホ連動機能も搭載する。これにレーダーや全面液晶メーターが加われば、ハイテクGTとして3代目ハヤブサと差別化できるだろう。欧州で終了したZX-14Rの行方も含め、今後の動向が気になるところだ。

【’21モデルは未発表だが果たして…】ニンジャ H2 SXは’18でデビューし、翌年、電子制御サスペンション仕様のSE+を追加。未だビッグチェンジは行なっておらず、日欧では’21モデルの発表もまだだ(北米では’21年型として’20モデルを継続販売)。’21年秋頃、何らかのテコ入れがあっても不思議じゃない!?

カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット

【顔つきの洗練度アップ。センサーはスクリーン内か?】ゴツい逆スラントノーズが特徴の現行H2に対し、スパイ画像では小顔にシェイプアップ。1眼ヘッドライトと両サイドのポジション灯が最上部に凝縮され、左右にエッジが追加されるなどスポーティさが増した。ライト下側がレーダーのようにも見えるが、スクリーン内側の下部にも何かが設置されている。 [写真タップで拡大]

’20 KAWASAKI Ninja H2 SX SE+:巨大な逆スラントが特徴】[左]H2譲りのプロジェクター式LEDモノアイを備え、左右にコーナリングライトまで採用する。[右]テールランプは、スパイショットと同じ。一方、リヤフェンダーとウインカー、マフラーエンドの形状が異なる。■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ+スーパーチャージャー 998cc 200ps/11000rpm 14.0kg-m/9500rpm ■262kg シート高820mm 19L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/55ZR17

カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット

【メーターは新作のフルカラーTFT液晶】メーターは現行のアナログ+フルカラーTFTに対し、全面液晶のフルカラーパネル(大きさは6.5インチ程度?)。衝突警告を画面で知らせる機能もあるか。 [写真タップで拡大]

現行型カワサキ ニンジャH2 SX SE
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’20年モデルのメーターは、カワサキ初のスマホ連動機能を有し、モードや電サスをスマホで設定可能。メールと電話の着信表示はあるが、複雑な表示機能はないので、新型で充実に期待したい。

カワサキ ニンジャH2 SX次期型?スパイショット

【リヤセンサーはナンバー上に設置か?】現行型より長いリヤフェンダーやキャリアにセンサーらしき物体が。ただし、ミラーには下記で紹介するムルティストラーダV4Sのように死角の車両を知らせるLEDが装備されていない。 [写真タップで拡大]

’21欧州車ではすでにボッシュ製レーダーを実装済み

ボッシュ|バイク用中距離型ミリ波レーダー

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バイク用の中距離型ミリ波レーダーをボッシュが開発。前側は150m程度まで、後側は左右を含む広範囲の認識エリアを持ち、周囲の車両を認識する。前走車を追従するクルーズコントロール(ACC)のほか、死角からの他車接近検知や、衝突予知警報を実現する。

BMW R1250RT|レーダー搭載

【BMW R1250RT】BMWでは前側にのみレーダーを搭載(オプション設定)。ACCは、ハンドル左手元の車間距離調整ボタンで、前車との距離を3段階から調整できる。 [写真タップで拡大]

ドゥカティ ムルティストラーダV4S|レーダー搭載

【DUCATI MULTISTRADA V4S】クチバシの上部とテールライト下にレーダーを設置。ACCは4レベルの車間距離から設定できる。ミラー内のLED点滅で死角にいる車両を告知し、衝突は画面でも警告する。レーダーは70×60×28mmとコンパクト。 [写真タップで拡大]


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